【お金持ち研究所】月に35万円!?社会保障が高すぎ!!払いたくない!!

以前、チラッと紹介したナニーさんが素晴らしい。

→お金持ちはバカでイタイ!!

 

この記事では、ポルトガル人のナニーさんである彼女のことを勝手に1人で出稼ぎに来ているシングルマザーと決めつけていたけど

やっぱりその【決めつけ】がとっても失礼なことだったと判明して反省。

 

たった1週間の仲なのに仲良くなっちゃって

色々と話すんだけど

彼女は夫と一緒にロンドンで働いているそうだ。

ポルトガルは経済状況が悪く仕事も少ないため

6年前から、ここロンドンで暮らしているらしい。

 

今日はポルトガル旅行の写真がお供です★

 

 

そんなポルトガルママンのナニーさん。

当初は彼女は2週間だけの短期の契約だった。

彼女と出会う前にイギリス人girlエリーの採用を決めてたからね。

 

それにエリーの方が時給も安い。

時給の他にも、有給や税金の支払いなど

私が請け負う金額が低くて

具体的には月額20万円ほどで済む。

 

エリーは『よくいるイギリスの若い女の子』って感じで

悪い子でもないし与えられた仕事は、する。

若い子って感じの可愛らしい(いい意味での)生意気さがあるし

言ったことはやってくれる。うん、悪くない。

だけど、ナニー業への『愛情』があるか?と問われれば

そこまでではない。

 

 

ポルトガル人ナニーのスザンナの方は

まるで大事な宝物のように二郎を取り扱う。

1週間前にたまたま知り合ったどこかのアジア人の子供、という感じは一切なく

すっごく大切そうに

すっごく愛おしそうに

すっごく楽しそうに

二郎に関わる。

 

愛情のシャワーが、二郎に降り注いでいるかのように。

 

彼女が取り込んだ洗濯物も

まるで百貨店の商品かのように、きっちりと畳まれている。

 

私たち家族のために準備してくれるディナーは

お野菜たっぷり、薄味の優しい料理。

ちなみに昨日は、ポルトガルの郷土料理『ダックライス』

ってのを作ってもらった。

食べかけでごめんね!

その他にも野菜どっしりのスープに、ベジタブルミックス。

 

魔法のように、エネルギー高い食事が準備されている。

 

 

それに、何より

彼女と会うだけで私が元気になる。

安心して温かくなって嬉しくなる。

 

 

私もスザンヌも片言の英語だけど

なぜか話が盛り上がる。謎。

こんなに国境を感じないのは珍しい。

 

 

余談だけど

『この人がクリスチュナード ロナウド(←名前合ってる?笑。サッカーの人)のママンだよ』と言われても

『あ、そうなんだ。』と思っちゃうくらい

クリスチュアル ロナウド(←もはや名前が分からない。笑)に顔の雰囲気が似ている。

ポルトガル顔ってやつなのかな。

 

3月にポルトガルに行った時も

人は素朴で優しく、清潔で、ご飯も美味しかった。

 

ポルトガル人と日本人の味覚は似てると思う。つまり舌のセンスがあるってこと

 

私はそんなスザンナに惚れてしまった。

彼女のような人こそ、プロのナニーだと思った。

 

 

 

だが、問題は…

 

 

そう。

 

コスト。

 

 

 

彼女を雇うと一気にナニー代は跳ね上がる。

 

その額、

1ヶ月に35万円。

 

 

さすがにこれは払えない…

 

そう思って彼女に固定のナニーをお願いすることは諦めていた。

 

 

35万円。

お給料と、その他のスザンナの社会保障。

社会保障だけで7−8万くらいになる。

 

 

『この社会保障さえなければ雇えたのに…!!!』

『っていうか、なんでそもそも私が社会保障を払わないといけないの??!』

『イギリスは税金も高いよ!!!』

(イギリスは20パー。ポルトガルも同じだってさ)

と、段々と怒りに似た気持ちが湧いてくる。

 

ちなみに、スザンナの前の家族(←家族とは雇い主のことね)は

スザンヌに月に50万ほど、支払っていた。社会保障込みで。

有給も年に28日間、与えていた。

 

これを聞いてこう思ってしまった。

『有給…!!!!!あげたくない!!!』

『年間28日だったら、年に35万をドブに捨てるわけ!?』

ありえない!!!

 

そう思った。

そしてそんな思いを私は殴りつけるかのようにノートに書き記したのだった…

 

 

■エリーの総コストは20万円

(可もなく不可も無いナニー。ちなみに食事は…察してね。イギリス人ってことで!)

■スザンナの総コストは35万円

(スーパーエクセレントナニー。お願いした以上の仕事をする。なんというかキラキラ輝いている)

なんというかスザンナの働き方がまさにこれ。

→『仕事』とは、みんなと根っこでピピピッ!とつながる幸福感である。

 

 

毎月35万をコンスタントに払うことが現実的でない自分の経済状況。

そして

有給や社会保障をどうしてもケチりたい、

他人のそれを支払うのは損でしかない、

むしろそれらは『お金をドブに捨てるもの』

と思う自分と向き合ったのでした。

 

 

ここまで書いて二郎が起きたので。

<続く>

次回記事;皆さん、これが『今の私』です。

 

 

■ナニー関連の記事

→解雇します!だから『やりたくない仕事』はするなって。

→ついに解雇…!!

節約志向は貧乏志向!!トラブルから得た『お金の法則』

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コメント

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    • fennel
    • 2019年 9月 25日

    初めまして!
    Kikaさんがブログで紹介して下さって以来、
    お邪魔していますが、Yukiさんの記事を、
    自分振り返り作業に役立ててます。

    5年ほど前に旅したポルトガルに夫婦2人ではまってしまったので、今日の記事に反応してメールしているのですが、私自身はメイドさんを雇うのが普通の状態の東南アジアに住んでいます。
    仕事はしていないし、子どももいない、「お金を持っている人間が貧しい人に施すのが当たり前」とされている国でメイドさんをお願いするのは面倒ごとが増えそうでイヤだな、という理由からメイドさんはいないのですが、結局私は自分の周囲の環境を整えるという行為が好きみたいです。

    スザンナさんの35万円に目を見張り、Yukiさんの胸に去来する思いに頷きながら、一方でYukiさん一家の居心地の良さに全力で取り組んでくれているスザンナさんは得がたい存在だと感じる。
    続きが気になります。

      • Yuki
      • 2019年 9月 27日

      >fennel
      東南アジア^ ^!これからの季節、温かいであろう東南アジアにすごく行きたくなります!
      ポルトガルはなかなか日本人と相性がいい国ですよね。私はイギリスより断然ポルトガルが好きです★
      fennelさんのコメント
      『Yukiさん一家の居心地の良さに全力で取り組んでくれているスザンナさんは得がたい存在だと感じる。』
      そう、そうなんです!!どこにお金をかけるのが真実か、教えてくれる経験でした。

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