■潜在意識と自愛

私にとっての『幸せ』を解説します。

私にとって『幸せ』とは、

心が動く瞬間のことであり

感じられる、その感性を持っていることである。

 

生きているといろんなことを感じる。

 

 

 

バタバタとした朝。

太郎をナーサリーに送るために

巨大な乳母車に2人の息子を乗せ

汗をかきながら家の門を抜けると…

 

 

まるで、アニメのような

作り物のような朝焼けに感動する。

 

幸せな瞬間だ。

 

 

 

 

小雨が上がった夕方に

二郎を抱っこ紐に突っ込み

太郎を迎えにナーサリーへ向かう。

 

 

久しぶりに見た虹は

すごく壮大な誰かから応援されているような気持ちになった。

幸せな瞬間だ。

 

 

 

 

クリーニング屋の帰り。

真っ赤な、コロンとした形の車と

お屋敷に絡みつく、秋色の葉っぱのコントラストに感動する。

 

 

幸せな瞬間だ。

 

 

 

 

 

この国にいると、レンガが好きな自分に気が付く。

レンガに感動することも、

幸せな瞬間だ。

 

 

 

 

 

 

私は、よく旅行に行くし

お金もあるし

優しい旦那と結婚したし

子供もいる。

 

世の中では

旅行や、お金や、優しい旦那や、可愛い子供は

幸せの代名詞になっている。

 

そのせいなのだろうか。

 

 

私のところには

『何か、人に自慢できるようなものを持つことが幸せ』

『人からすごいと言われるものを持つことが幸せ』

という価値観を持った方が

クライアントさんとしてやってくることは、珍しくない。

 

 

勘違いしないで欲しいのだが

旅行も、結婚も、子供も、お金も

それら自体は『幸せ』ではないし

それらが『幸せ』を運んでくるわけではない。

 

 

まず、お金や旅行や男や子供なんかが現れる前から

私たちは幸せであるべき、だ。

(少なくとも、私はそうだった。)

 

 

お金や旅行や男や子供なんて

『幸せな私』の、ただのオプションだ。

たいしたものではない。

 

 

 

 

『幸せ』とは

穏やかで刺激性がなく、

まるでゆっくりと心地よい温泉に浸かっているような感覚を言う。

 

世間の言う『幸せ』は

素敵な恋愛だったり、お金だったり、たまの旅行だったり

いい車だったり、で

それらは穏やかな心地よさとは全くの別物で

一時的なスパイスみたいなもの。

 

そんなのは

単なる刺激物であって

『幸福そのもの』ではない。

 

 

 

私は、今の生活を手にするずっと前から幸せでした。

 

なぜならば

結婚できなくても、絶対に自分で自分を幸せにしよう!

お金がなくても、笑っていよう!

と覚悟していた。

 

子供も、もともと欲しかったけど

でも絶対に授かるとは限らない。

 

だから

子供ができなかったら、犬でも飼おう!

って覚悟してた。

 

なーーんも期待しなかったけど

ちゃんと願った。

 

期待しなくて済んだのは

『それらが手に入る前から幸せだった』から。

 

 

不幸だ、と嘆く人は順番を間違えてるよね。

『それらが手に入れば幸せになれる』と期待する。

だから物質や他人に縛られるし

いつまでも自分を幸せにできない。

 

 

 

とっとと諦めればいいんじゃないですかね^^

欲しいものは手に入らないかもしれない、と。

そうした時に、やっと自分で自分を満たす覚悟ができるんじゃないですかね。

そして、そうした時に全部は手に入るんだけどね。

 

 

 

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