■潜在意識と育児,子育て

神様って冷たいのかも♪愛ある人が冷たく感じるワケ。

情と愛情は違うんだよ。

(※紛らわしいので、以降は『愛情』ではなく『愛』と記載していきます)

 

最近では、以前と比べると

子育て中の女性からの相談も結構増えてきました。

 

今日はウィーンで泊まったアパートメントの写真とともにお送りします♪

 

そして、彼女たちはみんなこう言うんだよね。

『子供が可愛くて保育園に預けられない』と。

ん?と思ってよくよく話を聞くと

自分が子供と一緒に居たいから保育園に預けたくない』

という意味ではなく

『子供を保育園に預けたい気持ちはあるけれど

こんなに小さな子を預けたら子供が可哀想。』

『子供に(知らない場所に置いていかれるなんて)怖い思いをさせたくない』

と言うんだ。

これって、『子供が可愛い』とは別なんですよね。

 

 

しかしこの考え方、ほんっとーに多いですよね!

 

私は長男出産児

生まれてすぐに日中は赤ちゃんをナニーさんに預けた。

 

生後6ヶ月からはナーサリー(保育園)に預けた。

 

私もあまり知らない人からこう言われたことがある。

 

『そんなに小さいうちから預けて大変ですね』と。

どうやらみんなは私が生後数ヶ月の子供を預けると言うことは

そこにのっぴきならない事情がある、と勝手に思っているようだ。

 

私はただ、一人の時間が欲しかっただけだったのだが。

 

白亜のお屋敷に3泊。

 

話は戻るが、先程書いたこちらのセリフ。

『子供を保育園に預けたい気持ちはあるけれど

こんなに小さな子を預けたら子供が可哀想。』

『子供に(知らない場所に置いていかれるなんて)怖い思いをさせたくない』

 

↑このようなセリフは世間一般から見たら

『子供思いの良いママ』と言うカテゴリーに当てはまるのかな?

子供に愛たっぷりの優しいママだと、世間は判断するのかもしれない。

 

 

でも私の考えは違う。

このような『子供が可哀想』『子供に怖い思いをさせたくない』という思いは

愛ではなく、ただの情。

 

 

愛と情は、違います。

ちなみに『情』について調べてみると

こんな結果に。


物に感じて動く心の働き。感情。「憂国の情」「好悪の情」「知情意」
他人に対する思いやりの気持ち。なさけ。人情。「情の深い人」「情にもろい」
まごころ。誠意。
意地。
特定の相手を恋い慕う気持ち。愛情。また、特定の相手に対する肉体的な欲望。情欲。「夫婦の情」「情を交わす」


 

つまり、世間一般では

情=思いやりの気持ち

という認識になり

そして『思いやりの気持ち』を持っている人はすごく褒められるし

それがいかにも正しいことだと思っているので

みんな必死に情にしがみついている。(ように私から見える)

正しいことも違う。

 

ここがフロント!!感動してしまった。

 

先ほどの『子供が可哀想』と言う発想は

思いやり・優しさだと世間は思っている。

 

私は、それが『優しさ』だなんて全然思わない。

私から見ればそれは

『子供には恐怖心を感じさせてはいけない!』という親サイドの勝手な勘違い。

 

親である人が、恐怖という感情そのものを受け入れていなければいないほど

『我が子に恐怖を味わわせてはいけない!』と錯覚する。

 

(自分の恐怖は自分でデトックスして糧にできる。

関連記事→感情のトリセツ カテゴリー記事一覧

 

そしてここが大きな勘違いと苦しみの元であって

『恐怖を味わわない人生なんてない』のだ。

 

 

以前も書いたように私たち人間は

恐怖や孤独感、無価値観などの『分離感』を味わいたくてこの地球に生まれてきた。

どうしても、それらを味わいたかったのだ。

関連記事→全力で寂しくなりたかった私たち

 

 

それなのに、せっかく生まれてきたと思ったら

一番身近にいる親が

『恐怖は見てはいけません!』

『貴女は恐怖に立ち向かえない人間です!』

と全身全霊で指導してくる。

 

…と、

このようにして『恐怖を受け入れることができない大人』が完成する。

そしてその大人は自分の子供を同じように

『恐怖を受け入れられない大人』に仕立てていく。

 

こちらはウィーンにある世界一美しい図書館

 

親となった人が子供に教えることは

『恐怖に蓋をすること』

『恐怖をなるべく避けること』

ではない。

私たちが教えるべきことは

『恐怖という感情が湧いた時に

いかにその感情を受け入れ昇華させていくか。』

なのだ。

 

具体的には、親自身が恐怖にぶつかったら

そこから逃げず蓋をせず

怖い時は泣く。頼る。

そして嵐が過ぎ去ったら『あー良かった♡』と

ケロっとして笑うこと。

 

 

生きてればね、恐怖なんてあるでしょ?

子供は保育園の初登園日が怖いかもしれない。

でも大人だって、転職先への初めて出社日は怖いじゃない?

どんな人がいるかな?

怖いお局さんはいるかな?

って、なんとなく怖い。

そしてそれ(恐怖心)が人間として正常な機能であり

『恐怖心が湧いてきても、それは実はそんなに恐ろしいものではないんだよ』

と示すことが私たちができる最高の教育である。

 

アパートメントのフロントのアンティーククロック

 

『恐怖心などのネガティブな感情は

とっても恐ろしいのでなるべく見ないようにしましょう』

という教育は、

子供への愛ではなく

ただの心配。(情)

 

愛とは

心配することではなく、相手を信頼すること。

 

『貴方は自分の人生を自分で創っている創造主である』

『貴方にはそれだけのパワーがある』

と示すことは愛であり本当に必要な教育。

 

 

そして、この愛とは違う 厄介な情 

親子関係だけでなくパートナーシップでも発動する。

もう彼とは魂で繋がっていない関係なのに

『私がいなくなったら彼はダメになる』

『彼には良い所もあるし…』

と、彼を切り捨ててあげることができない。

 

繰り返しになるけれど

それは優しさでも思いやりでもなく

ただの情。

 

情とは分離感であり

『本当の貴女』ではありません。

 

 

本来の貴女ではない、分離感から派生した行動は

その結果も分離感に繋がります。

関連記事→不幸感たっぷりな現実を招くワケ。

 

 

もし、貴女が『本当の自分』を思い出して繋がっていれば

相手もまた『本当のその人』に繋がったパワフルな存在だと思い出すのだから

情なんて余計なものをくっ付けていられないはずだ。

 

どなたかこれを綺麗なイラストにしてくれる人はいないかしら?

 

情とは人類最大級の勘違いなんだけれど

世間一般がそれを賞賛しているからなかなか手放せないのかもね。

 

そして私みたいに情を結構手放してきている人間は

ある種の人から見ると

とっても冷たい人、に見えるみたい。笑

 

でもそんなの私にすれば、馬の耳に念仏。

だって私自身が私のことを『愛で満ちた人』だと知っているから。

そもそもみんな愛に繋がっているのだから。

(愛=本当の自分)

 

 

もうね、この本。

しつこくオススメします。

私は決して回し者ではありませんが 笑

たったの千円ちょっとでこんな大事な情報を得られるなんてとっても幸せなこと。

最高の自己投資!!!

 

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