■女性性と潜在意識

私たちは“女帝”だった。ちゃんと今ここで『女』を思い出そう。

箱根温泉、楽しかったなぁ〜。

 

美味しいものをしこたま食べて、、

 

モグモグモグ。

 

ん〜!!

幸せ〜!!

 

 

普段、子供の保育園の送迎とか
夜ご飯の準備とか
洗濯することばっかりに意識を向けていると

ついつい
食事をただ味わうこと、
美味しいものが舌から喉を通って胃に流れ着くこと、
それらの感覚を閉じ込めてしまう。

 

 

美しい景色を見て
『きれい』って感じること

 

お花を見て
『かわいい』って感じること

 

 

イマココに溢れている美しさを堪能することを
『後回し』にしてしまう。

 

 

***

 

 

1ヶ月くらいに前に
YukiOracleで出会ったクライアントさんに
こう言われました。

 

『私、女性学を学んでいるんですけど
Yukiさんの発信していることと
女性学ってとても似ているんです…!!』

 

その言葉を聞いて
何となく胸が痛いような
何となく罪悪感が湧くような
そんな感覚があって
でも私はそこをスルーしていました。

 

 

で、箱根温泉で緩んだら思い出した、
というか気づいてしまった。。。

 

 

『私はこの1年間、女である自分を無視してきた』
と。

 

 

女である自分を無視する、とは
自分の生理を粗末に扱うこと。

 

 

 

 

私、ロンドンいる時は
全然生理痛がなかったんだけど
日本に帰国してから
たびたび生理痛が発生していました。

そんなに重いものではないけれど
というか重いものでないせいか

私は
『以前は生理痛がなかったのに
ここ最近は生理痛が起きている』
という、その事実を見ないようにしてきました。

 

で、生理になるたびに
『まーた、生理がきたよ』
『こちとら、ワンオペなのに厄介だな。。。』
『あれもこれもしたいのに。。。』
って、この1年間
生理に対して恨みを抱えていました。

 

ロンドンから帰ってきてから
怒涛のワンオペが始まり
自動車学校にも通い
それと並行して仕事もして
引っ越しも2回して
物理的に忙しかった、
というのもあります。

 

 

私はその忙しさに巻き込まれて…

 

 

いや、違う。

 

 

忙しさに巻き込まれたのではなく

『もっとあれもしてこれもして
たくさんのことをしなければ怖いことが起きるよ!』

『だから生理なんて大切にしてる場合じゃないよ!』

という暴走した男性性に
いとも容易く洗脳され

間違って頑張って生きてしまいました。

 

 

 

だから、生理痛が起こったんだ。

 

上記のクライアントさんの発言は
この1年間私が
『間違えて頑張ることを選んでしまった自分』への気づきを促してくれたのでした。

 

 

 

 

私は布ナプキンを使い始めたのは
10年くらい前の話です。

看護師をやっていた当時は
生理痛が本当にひどくて
1日にロキソニンを6錠くらい、バリボリ摂取していました。

(周りのナースもみんなそうでした。)

 

『生理痛があったら痛み止めで
打ち消せばいいでしょ!』
『そうじゃないと働けないし!』
『いつも通り成果を出せないし!』

と、これまた暴走した男性性に洗脳されることを選んでいました。

そして職場の人が『今日生理なの』というと
みんな決まって合言葉のように
『えーマジか!(御愁傷様)』みたいなことを言いました。

もちろん私もそのうちの一人。

 

※生理=御愁傷様、という
自分への暴力…!!!

 

 

そんな時、
一緒に働いていた助産師さんに
『布ナプキンいいよ!』と教えてもらい

新し物好きな私は
『へー!買ってみよう!』
と、とても可愛い布ナプキンを大人買いしたのでした。

 

その布ナプキンは
天使の可愛い柄がついていたり
シルク素材だったりで
私は次の生理が来るのが楽しみになりました。

 

『あー、生理が楽しみだな』

そんな風に思ったのは人生で初めてでした。

 

 

そして、いよいよ生理が来ます。

布ナプキンデビューです。

 

私の布ナプキンデビューの生理は
痛みが皆無でした。

 

あんなに鎮痛剤を多量に飲んでいたのに
『生理が楽しみ!』
その気持ちだけで
生理痛が消えたのでした…

 

 

とにかくよく動く第2子(2019.6)

 

 

そして初めてお股に当てた布ナプキンは
紙ナプキンのそれとは違って
ふんわり❤︎優しく私の陰部を包み込んでくれて

私は体で
『なに、この優しい感じ』
『何、この満たされた感じ…』
と、生理中の幸せを享受しました。

 

 

この1年間も布ナプキンは使っていましたが
『洗うのが面倒』『つーか洗ってる余裕ねーし』
と、やさぐれてるときは
オーガニックコットンの使い捨てナプキンを使用していました。

 

石油でできたナプキンを使うよりマシなんだろうけど
やっぱり布ナプキンには敵わないよね…!!

 

次郎妊娠時の臨月。20キロ増えて70キロになった。笑

 

 

箱根温泉で美味しい食べ物と自然と温泉で
しっかり緩んだ私は
また『女を思い出すこと』を決めました。

 

また生理を愛する自分に還ろう、
と決めました。

 

 

生理=鬱陶しいもの、
と決めたままでいると

私たちは人生の4分の1、
自分を厄介者扱いしていることになります。

 

私はこの1年間
間違えて頑張ってしまって
自分を厄介者扱いしてしまったけど

それに気づいた昨日

『マジで自分ごめんね』
と思いました。

 

生理を厄介者扱いする、とは
人類を否定することです。

 

だって生理がないと
私たちは誰一人生まれてきていないわけだから。

 

生理を否定するとは
『数字を上げよう!』『目標を達成しよう!』
『業績を上げよう!』『目に見える成果を出そう!』
『人からすごいと言われる知識をつけよう!』
と、外側に囚われることになります。

こうなると
『何か目に見える成果が出ないと落ち着かない人生』
になります。

 

それって、疲れます。

 

私たち、人生をマラソンするために
生まれてきたわけではありません。

 

好きな人を抱きしめて
それが子供であれ男であれ
その人の香を心地よく感じて
美しいものを見て『きれい』と感じて
温泉に入って『気持ちいい』と感じるために
生まれてきました。

 

感じることは
今ここにある感動をキャッチする力。

 

 

今ここにある感動をキャッチできないのであれば
これから先もキャッチはできないし
ずっと半沢直樹みたいに戦う人生になります。

 

 

 

 

私たち女性の肌が
男性と比べて柔らかくもっちりしているのは
毎月の生理で不要なものをデトックスしているからだ、
と聞いたことがあります。

 

生理があるから
私たち女性は柔らかくてもっちりしていて

生理があるから
私たち女性は思考停止して(暴走した男性性を止められて)
『本当に大切なことは外側で成果を出すことではないよ』
と思い出します。

 

毎月毎月、体から血を流せるって
すごいことだと思いませんか?

 

出産時は多量出血するお母さんも少なくないけど
(私は一人目は800ml出血して輸血寸前でした)
出産時は確か二リットルまで出血しても大丈夫だそうです。

妊娠していない時より
血の量が増えているから出血しても大丈夫なんだそうです。

もし男性が同じ量の出血をした場合
死んじゃうそうです。

 

 

毎月毎月、出産を擬似体験しているこの私の体。

(生理とは出産の擬似体験です。)

毎月毎月生み出しているこの体。

そんな体を大事に大事に可愛がっていこうと思うんです。

 

 

タロットカードの『女帝』
母性あふれる女性を現すものですが
そのほかの意味として
『クリエイティビティ』も現します。

 

女帝(女性)=母性=クリエイティビティ=生み出す力=豊かさの根源

 

生理が来る私たちの体は
産み出すことが気持ちいいことだと知っています。

(うんこを生み出すと気持ちいでしょ?それと一緒)

 

本来、生理とは気持ちいいものなはずなんだ。

 

愛を生み出すのも気持ちいいし
生み出されたものをこうやって文章にするのも、気持ちがいい。

 

そこは
『成果』とか『目標』とか『数字』を超えた世界。

 

それを私たちは知っているはずなのに
ついつい
『あれもしなきゃ!』『たくさんしなきゃ!』『こなさなきゃ!』『いつも同じペースでいなきゃ!』
と、囚われてしまう。

 

私たち女性が頑張るとしたら

成果を上げること、
いつも何かを達成すること、
いつも同じペースで動くこと

ではなく

 

ついつい頑張りたくなる自分を
『ん!!』とこらえること。

ここを頑張らなきゃね。

 

 

女帝である自分を、思い出そう!!!

 

それは『子供は産むべき』とか『子供を産む人生は価値がある』とか、そんなことを言いたいんじゃないですからね!

もし↑こんなふうに思考した人がいたら
それだけ成果主義のオスになってしまっている、のかもしれない。

 

***

創業100年とかのお宿に宿泊しました!

布団が大胆にめくれているのは
私の仕業です。

 

 

小さな旅館で、4つのお風呂がありました。

どのお風呂もこじんまりとしていました。

そのうちの一つのお風呂に妹と行ったら
知らない女性二人の先客がいました。

 

その、少し熱めのお湯に浸かって
知らない人二人と、妹と私と
合計4人で
誰も喋らず
ただただ水が岩から滴り落ちる音と
外で流れる川の音だけが響いている。

みんな黙って、熱いお湯に浸かっている。

誰も一言も喋らない。

みんな、お湯の心地よさと
その空間を感じることに浸っている。

 

あの瞬間が私はとても幸せで
会ったこともない二人の女性が
まるで家族のように感じたな。

 

女4人が裸で、その瞬間
『女として本当に正しい生き方』をしてる気がして
涙が出そうになったんだよ。

 

大浴場っていうか
温泉っていいな、と思いました。

 

知らない女同士、
ただただそこで感じたことに浸る
って、本当に本当に美しいし真理!!!

 

 

昔々、
青森のど田舎に住むおばあちゃんちの近所の人が
『嫌なことあったら風呂屋に行けばいい』
と言っていて

もしかしたらこういうことなのかもしれない、
と感じました。

 

でかい腹でウィーンのアンティーク市場を回ったら、お腹張ってマジ痛かった時の写真

 

 

というわけでっ!!

Beyond マインドD&Eでは
急遽、『生理学』『女帝学』をカリキュラムに取り入れました❤︎

生理学=女性性を上手に乗りこなして生きる方法
女帝学=女性が『産み出す力』を使って現実創造する方法

 

女性性とは外見を良くすることとかファッションのことではない。
女性性とは出産して育児をすることでもない。

 

自分を赦して緩むこと。

 

Yuki

 

 

 

↓Beyond マインドD&E資料の一部↓

 

 

 

 

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