過去を忘れて、かわいくニルヴァーナ!

3月11日の夜、
LINEの通知が来てスマホを開くと
懐かしい人からのメッセージが💌

 

昔働いていたクリニックの先輩ナースから
うん年ぶりのメッセージが…!

そうそう、知らない方のために書いておくと
こう見えて私は過去に白衣の天使だったんですよ。

 

 

 

でね、
この先輩とは4年間くらい一緒に働いたのだけど
いつも飲みに行ったり仕事について熱く語ったり
一緒に頑張ってオペをこなしたり
恋愛の悩みを聞いてもらったりしていました。

 

 

大震災の時、私はこの先輩と仙台のクリニックで働いていましたが
街が復旧するまで毎日先輩にご飯作ってもらって
先輩んちでお風呂入って
3ヶ月休みなしくらいの勢いでクリニックで働いて
(他のナースはご家族がいたり遠方に住んでいたり避難していたので、近所に住んでいて身軽な私たちが働いてました)

まさに20代の青春って感じの思い出が盛り沢山なのです。

 

 

 

当時の私は20代前半で
まだ『潜在意識』という言葉に出会う前でした。

 

6歳くらいから
『どうせ死ぬのに、なぜ人間は生きなければいけないのか?』
『どうせ死ぬのになんで人間は悩んだり嫌なこと頑張ったりしないといけないの?』

と疑問に思っていた私は
小学五年生頃から太宰治のファンになり
特に太宰の『人間失格』と『女生徒』という作品に惚れ込んで
何度も何度も読み込みました。

あとは芥川龍之介とかね。

(太宰も芥川も『なぜ生きるのか?』に悩んで自殺してしまいましたが…!笑)
(惜しい…!!)

 

 

 

そんな私が19歳になるころに
『引き寄せの法則』が日本に輸入され
一躍ブームになり
私もガンガン引き寄せに励みました。

 

でも、いつも失敗してました。

たいして引き寄せられずにいたし
むしろ引き寄せに励みすぎて
自分の思考をポジティブに寄せすぎて
反動でネガティブに苦しんだりしてました。

 

 

そこからも私の探求は続いて
19歳から27歳くらいまで
ずっと自己啓発の本を読み続けます。

彼氏とラブラブの時はそのたぐいの本は読まないのですが
彼氏と上手くいかなくなると、自己啓発の本に戻ったりしていました。

彼氏ができたり仕事がちょっと楽しかったりと
少し現実が上手くいっては突き落とされる…のような経験を積み重ねて
あるとき本当に『もう私の人生おしまいだ』というところまで至りました。

 

そう、過去に私が大好きだった太宰と芥川と同じ道を辿ってしまったのです。(チーン)

 

 

 

 

毎日死ぬことに想いを馳せ
『痛くない死に方』とネット検索をして
朝から400円のやっすいワインを飲んで
なんとか息してました。

 

そんな私が27歳にしてやっと『潜在意識』というワードに出会って、
そこからはもう人生激変よ。

まさか、みんなに腫れ物扱いされていたこの私が
結婚して起業して海外で子供産むとはね…!笑

私を昔から知ってる人が一番驚いてます。

 

 

あのメッセージをくれた先輩もそのうちの1人。

酔っ払って、いつも
『自分の人生がどんなに悲惨か』を語る私の話を
先輩はいつも聞いてくれたし励ましてくれたし
破天荒な私のワガママを受け入れてくれました。

 

当時は受け入れてもらってる感覚なんて気づかなかったけど
今思えばめちゃくちゃ甘やかしてもらってたな、と思うわけです。

 

 

当時の私は先輩に
自分の生い立ちを語り
自分がどんなに寂しかったか、
自分がどんなに不憫な想いをしたか、
自分がどれだけ彼氏に酷いことをされたか、
を語りまくってました。

(マジですいません、と思う。笑)

 

 

 

そう、当時の私はいつも『過去』の話をしていました。

そして
こんなに辛い過去だったから、この先の未来も絶望だ、
と語っていました。

先輩が甘やかしてくれるのをいいことに
喋りまくってました。

 

先輩からの久々のメッセージを見て
そんな当時の自分を思い出したのです。

 

当時の、
感傷におぼれていた自分を
思い出したのです。

 

 

まさに当時の私は
『感傷に浸る』ことを生きがいとしていて
しかも本人は自覚がありませんから
付ける薬もございません。

 

そりゃあ感傷に浸っていたら
現実は苦しくなりますよね。

 

だって
内面=現実、ですから。

 

この法則は変えられないわけです。

 

 

 

 

ニンゲンって過去のストーリーに自ら縛られて
こうやって感傷に浸ってしまいがちな生き物です。

 

それが過去の苦しい出来事だったとしても
過去の華々しい出来事だったとしても
『思い出』なんて、そんなに必要ではないのかもしれない。
今の私はそう思います。

 

 

『これまでこんなに大変だったんです』
『こんな辛いことがあったんです』
も、

『あの時は良かったなぁ』
『あの時はあんなに幸せだったのに』
も、

忘れちゃっていいんだろうね。

 

 

 

過去の失敗も、過去の栄光も
それをいじくりまわしてこねくりまわすことを止めれば?

と過去の私に言いたい。

 

 

 

ニンゲンにとっては
過去をいじくりまわして悲しんだり切なくなることが
『生きる醍醐味』にもなってるんだろうねー。

 

 

でも私もあなたもきっと
安心した楽しい世界を生きたから
ニンゲンを半分止めればいいね。

 

んでこれがブッダが説いてた
無私、滅私!

そして簡単、ニルヴァーナ!!

 

円満・安楽の地✨

 

 

全部の過去の記憶を消したら
生きるのは大変だと思うから
(自宅の場所とかも分からなくなるしね!)

苦しい過去は忘れてしまって
楽しい過去はうっすら覚えとく。

それをどうでもいいもの、とする。

 

忘れたフリではなく
本当に心の底から、苦しい過去に興味がなくなる。

 

そして今を楽しむ。

これが女版、ニルヴァーナ🌹

かわいくニルヴァーナ!!

 

 

嫌な過去を薄めるには
そのときの自分の内面を見てあげるのも有効。

↓こんな風にね!

 

 

Yuki

 

  • コメント: 3

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コメント

  • コメント (3)

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    • シンプル
    • 2023年 3月 18日

    Yukiさん今日はっきりとわかりました。
    自分はまだ外側の現象によっては人生の一部は不幸だと思っていたと。
    ちょっと周りに巻き込まれた事があり、自分がなんでこんな目に遭わなきゃいけないんだと憤慨していました。
    ちっとも自分に非がないのに、堂々としてればいいのに、周りによって不幸にされてる、邪魔されていると勘違いしてました(笑)

    私は悲劇に巻き込まれてたわけでなく、喜劇に巻き込まれてたんだ、なーんだ笑える、困った顔して私に近づいてきたから、私も困ったけど、なんだみんな本気で困ってないんだ、私には関係ない事だった、そうそう私には関係ないですよってただ伝えればいいんだよ、私は私で幸せでいいんだなあと腑に落ちました。時間差でYukiさんの言葉が理解出来る時がよくあります。

    • やふやふ
    • 2023年 3月 17日

    Yukiさん
    響きました。ありがとう!

      • Yuki
      • 2023年 5月 15日

      響いたのが嬉しい✨ありがとう!

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