感情のトリセツ②〜感情を感じると素敵な出会いがあるワケ

 

『感情の感じ方』1.感情とは『身体感覚』である

2.感情を感じるときは、感情に飲み込まれない。

あくまで冷静に。

3.本音(感情の根っこ)を見つけて感じなければ意味がない。

 

感情のトリセツ 第2弾 いきます。

こちらの記事の続きです。

 

この記事では上記の“感情とは身体感覚である”について書いていきます。

この記事は主に『ヨーロッパで見かけたお花たち』とお送りします♪

このお仕事をする前

私は看護師として7年間くらい働いていました。

ある、都内の婦人科クリニックで働いていた時のこと。

40代の女性患者さんのオペに

介助として入りました。

その患者さんは、

確かコンジローマ切除(膣にイボができる性病。つまりイボ切除)だったかの

簡単なオペを受けました。

まぁここまではよくある話です。

 

 

驚いたのが

その患者さんは子宮におっきな筋腫があったのですが

その筋腫が、仰向けになっている患者さんのお腹を見ただけでわかるほどの存在感。

仰向けになっている患者さんの下腹部が2センチくらい盛り上がっているのです。

 

その盛り上がりを触ると

岩のようにガッチガチの子宮筋腫に簡単に触れます。

これ、絶対スカートとかズボン履くときに分かるよね!?

ってくらい大きくてガッチガチなのです。

 

 

しかしさらに驚くことに

その患者さんはなんと!!!

『今回の症状(イボ)で受診するまで

子宮筋腫に全く気がつかなかった』

ということ。

 

 

どうやったらその岩のような塊を無視できるのか?

不思議でたまりませんでした。

あの岩のような大きな筋腫に気づかないなんて、、、

 

よっぽどよっぽど自分の体に無関心なの?!

なんなの!?

 

と非常に困惑したのを覚えています。

 

これは、その患者さんが

いかに日常生活で自分を蔑ろにしているか

よく分かるエピソードです。

 

しかしこれは他人事ではなく

多くの女性が、この患者さんのように

『自分を蔑ろにして』生活しています。

 

この患者さんは、おっきなお腹の岩を無視していた。

彼女が自分の感情も無視していたことは容易に想像できます。

こちらの記事で書いたように

13歳の私も、当たり前のように自分の感情を無視していた。

 

だから過敏性腸症候群になって体が教えてくれました。

酷いストレスを無視して東京で働いていた時は

1ヶ月以上にわたる不正出血(生理がずっと続くようなもの)で体が教えてくれたこともありました。

あと、電車内のでパニック発作とか。

この辺りはおいおい話すとして

ネタが尽きません!!笑

これはサントリーニ島のお花

 

『感情』とは『身体感覚』のことを言います。

感情とは、貴女の体の反応です。

 

失恋した時

胸がぎゅっと締め付けられたり

寂しい時に

胸がヒリヒリ感じたり

悔しい時に

喉ものに何か込み上げるようなものを感じたり

 

すごく激しく怒った時、

ハラワタが煮えくり返る、という言葉があるように

お腹の中でメラメラ炎が燃えているのを感じる。

 

これは誰でも経験のある『身体感覚』です。

緊張したりストレスを抱えると

体の筋肉に力が入って

血行不良、肩こりが酷くなります。

反対にすごくリラックスして穏やかな気持ちの時は

(つまり安心感に包まれているとき)

筋肉が緩んで血行も良くなります。

体と心は密接に繋がっています。

体が心を教えてくれるし

心が体を教えてくれます。

 

 

ですから

感情を感じる=身体感覚を感じる、なのです。

『嫌なことがあった、さぁどうしよう!』となった時

頭であれこれ考えるのを一旦おやすみして

是非、ご自身の身体感覚に意識を向けてください。

今、貴女の体で違和感を感じるのはどこですか?

寂しくて胸が潰れそうなら

胸のギューっとした感じを味わってみてください。

私は、すっごく美味しいものを食べた時

舌の感覚に集中して食べ物を味わいますが

『感情を感じる』も同じこと。

自分の身体感覚に集中して

自分と二人きりになってください。

向かって左の黒髪が『わたし』で右側が『もう一人のわたし』です。

 

 

これは、いわゆる瞑想とかマインドフルネスというものではなかろうか。

 

私は瞑想は苦手で、できないと思っていたけれど

『感情(身体感覚)を感じる』ことはよく行うので

実は瞑想も得意なのかもしれません。

 

売り出し中の物件の広告ですら美しい。それがヨーロッパ!

 

ちなみに

『この身体感覚を味わっておけば

幸せになれるんでしょ!彼氏ができるんでしょ!』

など、妙な下心を持って行わないでください。

下心、つまり他者や物事をコントロールしたがるような心でいては

絶対に自分と二人きりになれません。

 

感情を感じること、の目的は

『自分と二人きり』を味わうことです。

 

そうして

自分ともう一人の自分を統合させること。

 

これがゴールです。

感情を感じること、

体に意識を向けることを疎かにすると

自分ともう一人の自分が乖離します。

これが

私たちが『自分のことが分からなくなる』所以です。

 

感情を感じること、

その一歩として『もう一人の自分との統合』を味わってください。

統合した時の感覚としては

妙な安心感、冷静、地に足のついた感じ、どっしり感、安定感

などがあります。

 

焦りや不安と無縁なのが

統合された証拠です。

 

そして、もう一つの注意点が

『感情(身体感覚)を追いやらないこと』

喜びなどの一般的にポジティブと言われる感情だけ受け取って

悲しみなどのネガティブと言われる感情を追いやる、

ということはできません。

 

喜びがあるので悲しみがあります。

悲しみがあるから喜びがあります。

 

悲しむことを抑える人は

喜びも抑える人です。

要は、無感動です。

 

無感動な人生は誰も望んでいません。

なぜなら私たちは『感じる』ために生まれてきており

『感じること』こそ、魂の悦びです。生きる目的です。

 

ですから、

悲しみの身体感覚も追い払わずに

それと同居して生活してください。

(深い悲しみは感じて数十分で消えるものではありません。

数日以上かかることもあります。)

 

お花はお花でも、陶器のお花

 

これを行なっていくと

『感情を感じることは怖くないんだ!』

と腑に落ちます。

これも、いわゆる『もう一人の自分との統合』ですね。

感情を感じることは怖くないんだ!という気づきは無敵です。

自身の感情を恐れて生きている人は多くいますが

それは、もう一人の自分に『貴女の存在が怖いです、消えてください』

と言っているようなもの。

 

これだと、ますます自分ともう一人の自分が乖離して

自分がバラバラになることが分かります。

まずは、自分の中身を統合しないと

外側の世界で統合できません。

外側の世界で統合する、ということは

信頼関係で結ばれた人間関係のことです。

素敵なパートナーや、信頼できる仲間のことです。

ー『感情とは身体感覚である』まとめー

・下心は捨てて『自分と二人きり』になる

・どんな感情(身体感覚)も追い払わない

・感情は怖くない!と思い出す

続きはこちらの記事で★

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