【お金持ち研究所】皆さん、これが『今の私』です。

こちらの記事の続きです。

→【お金持ち研究所】月に35万円!?社会保障が高すぎ!払いたくない!

 

 

可もなく不可もなく、のナニー。

そして

まるでずっと昔から私達家族の一員だったかのように感じさせてくれる、

スーパーエクセレントナニー。

 

 

問題は、、、

お金 だけ。

 

こんなにお金のことばかり考えた三日間は

34年間生きてきて初めてなのではないだろうか。

 

 

 

前の記事にも書いたけど

正直に、こんなことを思ったのだ。

 

↓↓

『この社会保障さえなければ雇えたのに…!!!』

『っていうか、なんでそもそも私が社会保障を払わないといけないの??!』

『イギリスは税金も高いよ!!!』

『有給…!!!!!あげたくない!!!』

『年間28日だったら、年に35万をドブに捨てるわけ!?』

↑↑

 

今から書くのは

私が35万円の壁に気づく前の話。

この時の私はまだ『スザンナを雇うと予算オーバーだろうな、高いだろうな』くらいに思っていた。

 

 

スザンナと出会って1日目で私は思った。

『なんて素晴らしいナニーさん!』

『スザンナが欲しい』

そう、思った。

 

 

だがすぐにその思いは打ち消す。

他人の社会保障なんて払えない。払いたくない。きっと無理。

 

スザンナと過ごしたい!という思いをすぐに打ち消した私は

2週間後から始まる、可もなく不可もなくナニー、エリーとの生活を想像してはモヤモヤしていた。

『でも、仕方ない』

そうなんども自分に言い聞かせた。

 

スザンナの愛情たっぷりのエネルギー高い食事を摂るたびに

この食事とも来週でサヨナラかと思ったら泣きそうになったりしていた。

 

 

そして先日マダムと会って、めちゃ元気になって、その翌日のこと。

(マダムとの記事;ママ友の苦悩。苦悩を呼ぶ人生とは?

元気になるとマインドがシャキン!としてエネルギーが湧いてくる。

つまり前向きになる。

元気になった私は、気づいたらスザンナにこう切り出していた。

 

 

『スザンナ、ちょっと聞きたいだけなんだけど!

新しい家族、見つかった?』

 

スザンナは困ったように笑いながらこう言った。

『実はまだ本格的に探してないの。。

でも、いずれ見つかると思うわ』

 

てっきりすでに新しい家族を見つけていると思っていた私は驚いた。

スザンナほどのナニーは職に困らないだろう。これから一生ずっと。

 

 

驚くと同時にこう切り出していた。

『スザンナ、ちょっと聞きたいだけなんだけど!聞くだけなんだけど!』

(↑しつこい)

『あなたの時給って£13〜だったよね?』

 

私がそう聞くと、スザンナは顔をキラッキラにしてこう答えた。

『本来は13以上だけど、あなたたちの家族に迎え入れてくれるなら12でいいよ!』って。

 

前のめりで答えるスザンナを見てすごく嬉しかった^^

両思いじゃん!!って笑

 

私達家族の元で気持ちよく働いてくれてるってことだよね、

ってのが嬉しかったんだ。

 

嬉しいと同時に私は焦る。

 

スザンナの故郷、ポルトガルで食べた絶品の魚。イワシだったかな

 

『え、、、、これ、スザンナを雇う流れ、、!?』

『え、、、待てよ待てよ、、、、』

 

我ながら自分の反応が面白い。

スザンナを迎え入れたいけれど、スザンナを迎え入れたくないのだ。

 

迎え入れたい理由は、スザンナが素晴らしいから。

迎え入れたくない理由は、【お金を払いたくないから】。

 

困惑しながらも私は

前のめりになっているスザンナに

『有給の希望はどのくらい?』

『週に働く時間は何時間希望?』

色々確認していく。

 

スザンナの要望を一通り聞いた後

私はネットで

『スザンナを雇った場合の社会保障の額』を計算する。

※イギリスではナニーを雇った場合、家族が雇い主になるので

ナニーの社会保障を全て支払わなければならないのだ。

だが、エリーは個人事業主ナニーで社会保障は不要なのだ。

 

そして、出てきた金額が35万円だった。ということ。

 

しかもスザンナは有給も希望している。

年に3週間。

つまり、年間20万円ほどの有給。

 

『もったいない!!』というのが私の正直な感想。

 

だがスザンナは前の家族のところでは

週に50時間働き、有給も4週間以上もらっていた。

前の家族はお金持ちできっと優しく親切な家族だったのだろうな。

スザンナはそこで4年間も働いたそうだ。

通常は1−2年で終わりを迎えるナニー業だが

4年間となるど、それほど前の家族にスザンナが必要だったのだと思う。

 

 

ポルトガルの海で。

 

スザンナの前の家族のようにスザンナを受け入れられない自分が悔しかった。

こんな現実を作った自分が。

そして少しでもケチろうとしている自分が。

スザンナに有給を与えたくない自分が。

 

そんな自分を悔しいと言いつつ

私はネットにて

『どうにかナニーの社会保障を安くする必要がないか?』

『なんとかして社会保障のコストを抑えられないのか?』

(違法にならない程度に)

と検索しまくった。

 

この検索に何時間もかけたと思う。マジで。笑

だが、散々検索して、やっと私は気づく。

 

『いかに安く済ませようか』

『いかにお金を払わないで済まそうか』

という意識に超絶集中している自分を。

お金を払わずケチる事に超絶努力している自分を。

 

これぞまさに貧乏人の鏡ではないか、と。

 

私のすべきことって、お金をケチる方面への努力なのだろうか?

私のすべきことって、より豊かさの流れを創る方面への努力ではないだろうか?

 

そう思ったのだ。

 

冷静になって自分の思考を整理した。

まず、なんでこんなにお金を払いたくないのか。

 

理由として挙げられるのは

・コンスタントに稼いでいく自信がない

だった。

これをもっと深く見ていくと

『たまに気分が乗らなくて、今月は仕事したくなーい^^って時に休めなくなることが嫌』

という思考が見つかる。

 

そう、私は結局、お気楽な駐在妻をやっていたのだ。

今月は仕事いいや★って思った時にテキトーに休める生活を望んでいた。

 

これ、ちゃんちゃらオカシイでしょ。

 

 

夫に『仕事やめて子育てして!』『私が稼ぐから!』と言う割に

深層心理では『休みたいときは休むしー、お金は夫が稼ぐしどうにかなるしー』とか思ってる。

 

そんな甘々な駐在妻をやっていながら

『将来はもっとビジネスを大きくして産後院を建てたい^^』とか

バカも休み休み言えよって話。

 

言ってることとやってることが違うよね、マジで。

夢だけ語って実際はなんの行動も起こさない、なんて生き方をしていたのだ。

私は。

 

がっくり。

 

 

そんでさらに

『産後院建てたい^^会社大きくしたい^^』とか言う割に

従業員の社会保障を払いたくない、と思っている。

そんな人に、雇用主(社長)の立場は務まらない。

 

今の私に社長になる資格はない。ビジネスを語る資格もない。

従業員の福利厚生や社会保障をケチるなんて

従業員への冒涜でしょ?パワハラでしょ?愛がないし。

でも、その愛がないのが今の自分なんだ、って

そう認めた。

 

 

口だけで大きな夢を語って

まるで愛がない人間。

 

 

それが『今の私』なのだ。

みなさん、これが『今の私』です。

 

 

『未来の私』に似つかわしくない『今の私』をしっかりと観た。

 

 

 

 

とは言え、今の私が

毎月35万円を払います!と

スザンナに安易に約束するのは現実的ではない、と思った。

現実的、とは地に足がついた考えかどうか、と言うこと。

もし払えなくなってスザンナに『ごめーん!次探してー!』なんて、それこそ愛がないでしょ。

 

私達は『現実』に生きているので

現実面での対応も必要。

スピリチュアルに偏らず現実も観る、その二つのバランス感覚って重要。

 

カフェでおとなしく待っててくれたわ

 

 

 

さて、散々悩んだ私が下した結論は…!?

 

 

 

もったいぶって申し訳ないですが

長くなったのでまた次回…★

 

次回の記事

【お金持ち研究所】そしてGood Newsが…。

 

 

 

 

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コメント

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    • fennel
    • 2019年 9月 27日

    大好きなポルトガルの写真が出ているだけじゃなくて、今の自分自身にも重なるところがあるので、いつも以上にじっくりと我が心の内を覗き見ています。「今の私」を他の誰でもない私がしっかり把握しておかなくては!

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