『白い嘘』と『黒い嘘』

前回のブログで、高慢な女について書くとお伝えしたのですが、ちょっと今日は違うことを書きます。

 

高慢な女については次回必ず書くのでお待ちください。

 

 

今日書きたいのは黒い嘘白い嘘についてです。

私は黒い天使は好きですが、黒い嘘は好きではありません。

 

 

ちょっと前に読者さんから公式LINEでこんなような質問をもらいました。
※セッションでもたまに聞かれる質問です。

『人から責められる怖さで嘘をついてしまう。嘘についてYukiさんはどう思われますか?』

 

この読者さんの場合、嘘云々よりも『人から責められる恐怖』が問題なので、そのようにお伝えしました。

 

 

 

 

2週間ほど前にことです。

私は嘘をつきました。相手は保育園の先生です。

 

 

嘘には2種類あります。

『白い嘘』と『黒い嘘』です。

 

 

黒い嘘とは、誰かを貶めたり裏切るための嘘です。

白い嘘は、それ以外です。

 

 

この地球上で生きるにあたって白い嘘は必要だ、というのが私の考えです。

 

 

なぜ私が保育園の先生に嘘をついたのか説明します。

今、太郎と次郎が通っている保育園は
何かあるとしょっちゅう電話をかけてくるところです。

※来月から別の保育園に転園します。

 

 

ある時は保育園に送り届けて数分後に電話があり
私はJeepを慌ててファミマに止めて電話を折り返しました。

働く母にとって『保育園からの電話』はドキッとするものだし
『何か怪我でもあったのか?それとも発熱でお迎えか?』とヒヤヒヤさせられます。

 

 

電話の内容は
『今日の昼ごはんは海老の天ぷらだけど、太郎次郎は海老アレルギーはないか?』というものでした。

まぁこれは許容範囲です。
入園時にアレルギーはない旨を書類に記載していますが、万が一アレルギーがあったら大変なので、これはいいとしましょう。

 

また別の日は
『今日は次郎が咳があるから保育園の後、病院に行った方がいい』というアドバイスのお電話でした。

私のお迎え時間は午後4時ですから、そんなの迎えの際に言えばいいと思いましたが、まぁこれも良しとしました。

 

 

また別の時は
『保育園の給食費が200円足りなかったから持ってきて欲しい』と電話がありました。

『え!そんなに電話をかけるほどのことか?』と思いましたが、私が慌てて『後で持っていきますね!』というと『いえいえ、いつでもいいです!』と言うのではないですか。

 

午前9時半くらいのことで、私はクライアントさんとセッションをしていました。

クライアントさんにお断りを入れて電話を受けたらこの内容です。

このあたりからちょっとイライラしてきました。スイッチが入ってきました。

 

 

そして別の時です。

その日は午前10時に
『お父さん(私の夫)に電話したけど繋がらないからかけ直すように言って欲しい』と電話がありました。

私の夫も働いてますし忙しいですから、
朝9時に電話をして折り返しがないからと言って
10時に私に催促するのはおかしいと思いました。

この辺から私のイライラボルテージは上がってきます。

 

 

同じ日のことです。

私はセッションを終え、昼寝をしていました。

前日に次郎が夜泣きを2回して、寝不足だったのです。

育児中のママにとって、寝不足は大敵です。寝不足が悪化すると虐待につながる恐れもあります。

ですから昼寝が苦手な私は頑張って寝付いた頃でした。

 

 

13時に電話が鳴ります。

私は寝ぼけ眼で電話を取ります。

実は私には特技があるのですが
『寝起きでも全く相手にそれを感知させない対応力』があるのです。

寝起きでもテキパキと話せる特殊能力があります。

むしろ寝起きの方がテキパキしています。

 

 

電話を受けると保育園の先生はこう言います。

『二郎くんの風邪が太郎くんにうつったみたいで〜、ちょっとお咳があって、太郎くんも病院に行った方がいいです!熱はありません!!』
という、どうでもいい報告電話です。

 

 

ついに私のイライラボルテージは限界に達しました。

なぜならこの保育園はすぐに『病院に行くよう』言ってきて、コロナのご時世に仕方ないと思うのですが、おかげさまで私は東京に引っ越してから毎週小児科に通っていたのです。

 

小児科のドクターにも『あれ?また来たねぇ』と言われ『ただの風邪だし大したことないよ??』と言われる状態でした。

それに子供が咳や鼻水を垂らすのは珍しいことではありません。

ついでに言うと、何か症状があればすぐに薬に頼ろうという考えがはびこっている日本はおかしいと思います。

それは私個人の考えだから置いておくとしても、そんな報告は午後4時のお迎えの時で充分です。

 

 

ボルテージが限界に達した私は、ものすごく冷静にこう言いました。

『つい先日も次郎を受診させるように言われたので、●●小児科にいきましたが、先生から“こんなに頻繁に受診させる必要はない”と言われました。それでも受診は必要でしょうか?』

ちなみに、ドクターからは『受診させる必要はない』と言われてはいません。

↑これが私のついた嘘です。

 

 

普段の生活において、私は実は『明るくて受け入れてくれそうな人』に見られます。

たぶん、挨拶が元気がいいのと愛想がいいからだと思います。

でも、そのせいでこうやって問題が起こることもあります。

 

 

ですから私はこの時の電話で『冷静で神経質でポリシーの強い母親』を表現しました。

今後の自分の生活を守るために必要だと思ったからです。

 

 

私が冷静にロボットのように淡々と発言をすると、いつも勢いのある保育園の先生は『あ、、あ…園長に確認します!!』といそいそと電話を切りました。

その日、お迎えに行った私に、その保育園の先生はいつものような勢いはなく、腫れ物に触るように扱っていただきました。

 

そしてその日を境に、電話が来なくなりました。笑

 

 

私のセッションを受けるクライアントさんの中にも、真面目な方がたくさんいます。

真面目な人はこのように自分を守るために白い嘘をつくことをしません。

そのせいで疲弊しています。

 

世の中には、感覚が合わない人もそれなりにたくさんいますから、白い嘘を有効活用する事は大事です。

 

例えばあまり気の合わない知人に『ご飯に行こうよ!』と誘われた時に『ダイエットをしてるから外食は控えてる!』とか、そんな嘘をつく事は生きる上で必要です。

ここで正直に『あなたとご飯に行きたくない』と答える必要もありません。

 

私たちに必要な事は、生真面目に生きることではありません。

私たちに必要な事は、 自分の世界の安心安全安楽を守ることです。

 

生真面目に生きることでメリットは1つもありません。

生真面目とは、ただの奴隷マインドです。

 

ぜひ皆さんも白い嘘を有効活用して美しい世界を構築していってください。

 

 

Yuki@都内のカラオケが臨時休業で不機嫌な堕天使より。

 

 

 

潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。

36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。

 

 

 

 

 

公式LINEにてblog更新情報をお伝えしております。

 

 

 

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