【自己完結の女になる】別居中の夫に泣きついたら振られた話。

 

 

別居中の夫が
私と子供達にマンションを買ってくれました。

 

 

今日これから書くことは
私の思考(エゴ)からすれば
本当は書きたくないし恥ずかしいし
私の弱いとこを曝け出すので
とても勇気が入ります。

そのせいで今この文章をタイピングしている私は
ちょっと具合が悪くて吐き気がするほどです。

ですが、
私の書くこの記事が
きっと日本女性の進化にプラスになるので
身が引きちぎられる思いで(←大袈裟)
この記事を書きます。

 

そうでないと
私は読者さんやクライアントさんに嘘をつくことになるからです。

 

***

 

先週、私は心身ともにダウンしていました。

二郎が風邪気味なので
夜中に起こされることがあったこと、

そして『先の見えない不安感』に押しつぶされていました。

 

夫と別居を開始して10ヶ月が経過しますが
別居をして気づいたことは
『私の生活には金がかかる…!』
『しかも尋常じゃなく金がかかる…!』
ということでした。

 

 

夫と一緒に住んでいる時は
彼が金銭面でももちろん大幅にサポートしてくれていました。

時折、夫から
『ちゃんと貯金しなよ。』
『無駄なものにお金使っちゃダメだよ』
と言われることがありましたが

私は気にしていませんでした。

 

 

夫と同居していて
その上、自分のビジネスで毎月100-200万円を稼いでいたので
節約とか貯金なんて1ミリも頭にありませんでした。

そして恥ずかしいことに
当時の私は
そんな豊かな生活を送れることは
『自分の力によるものだ』と思っていました。

 

 

生活費は夫が支払っていましたが
私はそれを無視して
事もなげにスルーをして
夫から与えられる豊かさに感謝を感じることはありませんでした。

自分の稼ぎで毎月のベビーシッター代金30万円を支払っていたので
感謝どころか『どうしてシッター代は全部私なの!?』とすら思っていました。

 

 

しかし別居を開始してみると
私は、1ヶ月に100万稼げば100万使うし
全くお金の管理ができていないことに
やっと心の底から気づきました。
(↑遅い)

 

 

夫といる時は
何の心配もしていなかった経済面。

しかし、いざ別居をして
二人の子供と生活してみると
出ていくお金は予想以上に大きく
子供の将来を考えると私は不安になりました。

 

 

それに加え、
別居中の現在は
もちろん平日はワンオペですから
全ての家事や育児を自分一人で行うことへのプレッシャーも大きく感じていました。

二人の子供に愛情を持って接すること
それと同時に栄養のある食事を与え
食事のマナーも少しは教えて
絵本の読み聞かせもして
喧嘩をしたら仲裁をする…。

 

そんな中、子供たちは風邪をひきますから
看病によって眠れない日々も、事実とても増えました。

 

 

私は、こと寝不足になると
本当に弱い、です。

 

1日寝不足になっただけで
人生オワタ( ̄∀ ̄)くらいの破壊力があります。

 

 

金銭面でも育児面でも
夫にどんなにサポートしてもらっていたのか…
そしてそのことにどんなに自分が胡座をかいて
夫に負担をかけていたのか、思い知らされる10月でした。

 

 

別居を開始して10ヶ月経ったところで
なんとなくその生活にも慣れ
落ち着いた頃なので
『燃え尽き症候群』的なものだったのかもしれません。

 

 

10ヶ月経って
私は色んなことを、
今までとは異なった視点から観る余裕ができたのでしょう。

 

 

とにかく先週はメンタルダウンしていました。

そしてこの気候・季節もあるのでしょうか。

 

私はとても寂しく孤独に感じました。

色んなことを、もう一人でやることが限界だと思いました。

何かにすがりたい気持ちでいっぱいでした。

 

 

私は夫に『話があるの』と言って
ある日、夫とLINE通話をしました。

 

簡単にまとめると私は夫に
『もう色んなことが限界で疲れたから
●●(←夫の名前)のサポートが必要なの。
だからこっちに来て欲しい。』
『勝手なことを言っているのは承知だけど
一緒に暮らしてほしい』
と言いました。

 

 

夫はしばらく
『うーーん』と唸った後

『毎週末、Yukiのところに行っているから
別に今のままでいいんじゃない?』
『今の別居の状態で俺たちの関係は上手くいっているから
それを変える必要はないんじゃないか』

と言いました。

 

それでも渋る私に夫は
『っていうか、そうやってYukiに振り回されたくないんだよ…!』
『俺だって、別居になった時に
もう一人で生きていこうとマインドセットしたんだ!』
『それをそう簡単に“はい分かりました”って言う訳ないでしょ!』
と言いました。

 

 

私は夫の発言を聞いて泣きました。

なぜなら夫の言うことは
本当に的を得ていると思ったし
こんな時に『はい、わかりました』と
私の言いなりにはならない、そんな夫の性質を
彼と出会った時の私は大好きだったんです。

 

それに、夫が私から唐突に別居を切り出され
その中で私を攻撃する事もなく
ただ一人で淡々とそのようなマインドセットを行ったことを感じて
すごい人だな、と尊敬したのです。

 

今まで奔放に生きてきた私を
いつでも黙ってサポートしてくれていたのは夫だったのだ、
と改めて感じたのでした。

 

 

こんなことを思い出しました。

私が別居を提案した時
夫は何度か『また家族で頑張ろう!』と言っていました。

 

その時、夫はこんなことを言っていました。

『Yukiは俺のことを保守的でつまらない人間だと思ってるかもしれないけど、そんなことないんだよ。』
『俺がYukiと結婚する!と決めた時点で、俺は保守的なんかじゃないでしょ?
Yukiを選んだ時点で俺は普通じゃないんだ!
俺が保守的な人間だったら、もっと普通の女性を選ぶでしょ?』

(いつも安定を重視して生きる夫に
私は『そんな生き方つまらない』とよく言っていたのです。)
(それにしても普通の女性って…笑)

 

 

私が結婚してからの5年間、
奔放に好きなように生きて
子供二人産んで
好きなようにビジネスをできたのは
完全に夫のサポートがあったからでした。

 

夫はそうやって
どんな時も私に強制をせず
私をそのままに黙って見ていたのに

それを急に『寂しい』だの『疲れた』だの言って
夫にホイホイ甘える私は、なんて愚かなんだろうと思いました。

※ですが
小さな子供を二人とも愛情たっぷり注いで育てる、
と言うのは、それくらいの破壊力があるのだとも感じます。

 

やっぱり夫は全部お見通しだな、と思いました。

彼と付き合っていた頃を思い出しました。

 

 

 

その電話をした夜。

私は
『もう過去のことはしょうがないから
あの時みたいにまた一人で生きていこう!』
と覚悟したのでした。

 

↓あの時の話↓

 

 

一人で息子たちの自立を見送って
一人で息子たちの結婚式まで見送るくらいの覚悟をしました。

↑笑

そんで、一人で仕事を楽しんで
一人でおばあちゃんになって
一人で、たまーに来る孫と遊ぶ自分まで想像しました。

一人で、息子の嫁に対応する自分すら想像しました。

一人で家を買って
一人で庭仕事をして
一人で人生を楽しもう、と
決めたのでした。

自分で自分に喜びを提供しようと思いました。

もう、それでいいや、って。

周りのみんなが家族連れで楽しんでいても
そりゃあ寂しい時もあるでしょうが
私は私で楽しもう、って。

 

↑これが人生の自己完結、です。

 

 

 

今までいかに夫に依存していたかを痛感したのです。

自分では自立しているつもりでした。

お金も稼いでいるし
他の奥さんに比べたらよっぽど自立してるじゃん♪私♪
と思っていました。

それは勘違いでした。

 

私は全然自立していなかったし
いつも夫に子供のように甘えていました。

 

 

とは言え、
人生を自己完結して生きていこう、

決めることはやはり怖いものでした。

 

 

心臓がドキドキして
泣きそうになりました。

というか、泣いていました。

ですが、それが私にとっての正しい道だと
確かな感覚がありました。

 

 

私の魂は
どこまででも私を自立させたいようです。

みんながみんな、
私みたいに生きる必要はないけれど
私は、どこまでも自立を求められます。

そしてその姿を晒すことが
私の役目なのでしょう。

そのことに関しては
幸福だと思います。

 

***

 

『人生を自己完結させよう』
と決めたら
やはりそのエネルギーはすぐに夫に伝わったのでしょう。

 

その2日後くらいに
本当にたまたま夫とランチに行く約束をしていたのですが
(1ヶ月前から約束していた)
それくらいから夫と私の関係は変わりました。

 

夫は、私の出産前のような威厳を取り戻し
私は私で自己完結しているので
今までのように甘える意識がなくなりました。

 

※海外で子供を二人産んだことで
私はあまりに強くなりすぎて
夫はそんな私に気を遣い
夫の威厳は失われていました。
これは、よく夫婦間で起きる現象だと思います。

 

夫は、そのランチで
『急に元の生活にするのは不自然だし
お互いにとってベストとは思えないから
ステップバイステップで進めていこう』
と言いました。

私もそれに同意しました。

 

その他にも
夫はやはり安定志向の(私がある意味苦手とする)考え方をしていて、子供の教育の話になると
『人間、好きなことでは稼げない!』
『10年後の日本の経済は衰退して発展途上国並みの給料になる!』
と話していて

その話を聞いて、私はゲンナリするのでした…。

 

『あー、この間の電話で同棲にならなくて良かったな』
と安心したのでした…。笑

我が子をそんな未来に生きさせたくないです。

 

これだから大手企業のエリートは本当に怖いです。

この感じも私の別居理由の一つであることを
ここで明らかにしておきましょう。

 

ですが彼には彼の世界があるので放っておこうと思いました。

今まではそんな怖いことを言われるとピーピー反論していましたが、自己完結した私は最強です。

 

 

それからも
私は相変わらず自己完結モードで数日間を生きていて
それはある意味とてもグラウンディングした日々でした。

 

そして
私の自己完結モードが5日間ほど経過した時
夫からマンションをプレゼントされたのでした。

 

 

先週、不安に押しつぶされて夫に電話をしてから
ちょうど1週間が経過します。

 

1週間経って
冷静になると
『あ〜、あの時私が夫に泣きついたのは
ただただ不安で、その不安を夫に解消して欲しかったのだな』
と分かります。

そしてそれを夫は私に許さなかった。

心からありがとうと思うのです。

 

改めて
『じゃあ私は本当に夫と一緒に暮らしたいのか?』
と自分に問うと
別に一緒に暮らしたいわけではないし
日本の哀しい未来の話は嫌いだし
私はただただ育児や生活のプレッシャーを夫に押し付けたいだけなのでした。

 

 

またこうやってブログでみんなに泣き言を聞いてもらうかもしれないけれど、私は私のままで生きていきます。

いつか離れていく子どもに愛情を注いで
一緒にたくさん笑って
『寂しくない自立した女』に、なります。

 

ココシャネルとか自立していてカッコいいですが
私が目指しているのはシャネルでもないのです。

強いて言えば『柔らかいシャネル』になりたいな、と。

 

 

は、でいたいから。

 

 

Yuki

 

 

 

 

 

 

潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。

36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。

 

 

 

公式LINEにてblog更新情報をお伝えしております。

 

 

 

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コメント

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    • Natsu
    • 2021年 10月 27日

    響きました。
    自分を信頼して、生きていこうと思いました。
    ありがとうございます!

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