無能ナースだった私が,夢に見たロンドン移住を引き寄せた話

まず初めに断っておきますが
『引き寄せの法則』と言う言葉は
個人的にあまり好きではありません。

なぜなら理想の現実とは
引き寄せる、ものではなく
勝手に起こる、ものなのですね。

 

『引き寄せよう!』とは
言い換えると『現実をコントロールしよう!』なので
実は私たちは
引き寄せようと思った途端に、
望まない現実をがっつりホールドしてしまうのです。

 

 

 

ですが今回は敢えて『引き寄せ』と言う言葉を
使用させてもらいます。

 

『現実とはコントロールするものではない』
このことを念頭に、
私の引き寄せストーリをお読みください…!

 

 

これまでの人生において、
(特に“潜在意識”とか“思考は現実化する”を会得してから)

たくさんの夢見たいな現実を引き寄せてきましたが
今日お伝えしたいのは
私の海外移住引き寄せ、です。

 

 

実は私、物心ついた頃には既に
外国が大好きでした。

小学校から英語の授業があったのですが
その英語の先生は
Mr.Bと呼ばれるアメリカ人男性でした。
恰幅が良くて髭面の『ミスタービー』のことを
私は大好きでした。

 

小学校の英語授業の一環で
青森の三沢市、と言うところにある
米軍基地内の小学校に行ったこともあり
その米軍の小学校のイケメンにランチに誘われ
当時10歳の私は
『こ、これが、ラフに女子を誘うクールなアメリカ文化か!』
と感動したのであります。

※私は恥ずかしくてランチを断ってしまいました。

 

米軍基地のランチ(給食)の内容も
茹でただけの質素な人参&でかいピザ!
って感じで
私は『ホームアローンの映画みたいだ!!』
とすごく感動したのです。

とにかく楽しい米軍基地訪問でした。

 

 

また、小さな頃に大好きだった絵本があ李ます。
その絵本の題名は忘れましたが
『海外にいる友達と英語で文通する』と言う内容の絵本で
その絵本を読んでは海外の風景に想いを馳せていました。

 

 

そんな経緯があり私はいつしか
“ガイコク”の虜になっていたし
“ガイジン”の虜になっていました。

 

なんだかラフでテキトーなガイコクの生活は
私にとって魅力的でした。

 

 

そんな私がある時、
おそらく小学校6年生の頃
母に『私、ガイジンさんと結婚したい!』
と言いました。

そしたら母は
『えー、そんなこと言うのやめなさい!』
と眉間に皺を寄せて嫌がるので
私は『ガイジンさんと結婚するのはなんか良くないことなんだ…ともすれば、はしたないことなんだ…』と落ち込んだことを覚えています。

 

 

小学5年生の時にアメリカに短期留学できる機会もあったのですが
なぜか母に反対され行くことはできませんでした。
(その当時は私の家は裕福だったのですが)

 

 

高校生まで英語が大好きで
私は本当は外国語大学に行きたいという夢がありました。

私は高校卒業後、看護科に進むのですが
本当に私が受験したかったのは
外国語学科、もしくは獣医学科、でした。

ですが当時は父が倒れて家は借金まみれだったので
そんなことは言い出そうとすら思わず
私は『早く卒業できてすぐお金が稼げる』看護科に進学することを決めました。

 

 

 

その後、ナースになったのですが
新卒で勤めた病院は10ヶ月で退職し
ふらふらとニートのような生活をしていました。

当時の私は人生が嫌すぎて鬱状態だったのですが
(眠れなくて朝5時に外を徘徊したり、夜に1人で公園でビールを飲んだりしていました)
そんな時、たまたま街でキャバクラのスカウトさんに声をかけてもらいました。

そのご縁で働いたキャバクラで人に恵まれて
私本来の明るさを取り戻していきました。

 

そして『そろそろキャバクラにも飽きたなぁ』と思った時
当時の彼氏の勧めもあって、看護師に復帰することにしました。

 

 

看護師に復帰すると言っても
キャリアを高める気もないし
私の要望は
『とにかく楽に生活費を稼げればいい。夜勤は絶対なしで。』
という、夢も希望もないものでした。

 

 

その時、私は二つのクリニックの面接を受けるのですが
そのうちの一つの、不妊治療専門のクリニックに就職することに決めました。

なぜそのクリニックにしたか?というと
もう片方のクリニックでの面接時に院長に
『タバコの匂いするけど喫煙者?うちで働く時はタバコの匂いがしないよう意識してね!』
と言われて『なんかだるいなぁ』と思ったからです。

 

 

そんなわけで、ただの流れで何も考えもせず
不妊治療専門のKクリニックで働き始めました。

 

 

 

そしたら、ですよ。

入社してから知ったのですが
なんとそのクリニックは『海外出張』があるのです。

 

海外出張ありの看護師、なんて
世間にはそうそう存在しません。

看護師が海外出張、なんて
ありえないこと、なんですよ。

 

私は
『そうは言ってもそんな簡単に出張行けないだろうなー』と思っていたのですが
なんと就職して2年目に私がアメリカに出張することになったのです…!!

私より先輩の看護師はたくさんいたのですが
なぜかみんな行きたがらなくて
私は希望も出していないのに
気づいたら私が海外出張に行くことになったのですよ…!

 

場所は
アメリカのアトランタ。

 

 

アトランタが、私にとって初の海外旅行でした。
(出張だけどな。笑)

アトランタ出張は私の人生に大きな影響を及ぼしました。

 

それまでの私は
『とにかく日銭稼いで結婚して子供産んで、そうすれば苦しくなくなるんでしょ?』
と思っていたので
自分のやりたいこと、を考えることを忘れていたのです…!!

 

 

アトランタに出向いたことで
『世界は広い』
『この世には私の知らない楽しい世界がたっくさんある!』
と実感して

まるで私は“人生”から
『そのままで生きていていいの?』
『あなた、そんな小さいところに収まる人間じゃないでしょ?』
と手招きをされているような感覚になりました。

 

 

 

 

『え!なにこれ!楽しい!!!!!』

これがアトランタの空港に降り立った時の私の感想でした。

 

私は子供のように
キョロキョロして
『なんか匂いが違う!!』
『黒人さんがたくさんいる!!』
『空港の警備員さんが踊ってるよ!!』
と、一緒に出張に同行した同僚に
ずっと喋りかけていました。

その同僚に
『なんかめちゃくちゃ目がキラキラしている笑』と言われ
『そっか!生きるってこういうことなんだ!!!』
と思い出しました。

 

 

当時の私は彼氏と喧嘩しては落ち込んで職場をズル休みする、
職場の先輩と飲みまくって愚痴を言う、
という生活をしていたので
アトランタの空港に降り立った瞬間の『目が覚めた』感覚が、今でも忘れられません。

 

 

そのアトランタ旅行を機にタイとかバリに旅行するようになって
(お金がなかったのでアジアしか行けなかったのです)
家では海外ドラマを楽しんで生活していました。

 

 

 

そのアトランタ旅行から2年後。

なんといきなり私の元に
『東京のクリニックで働かないか?』
と言うオファーが来ます。

 

このオファーも、看護師業界ではあまり有り得ない話なんですね。

私は、なぜか、たまにしかクリニックに来ないドクターから
『東京のクリニックで働かないか?』と声をかけてもらったのです。

そのドクターとは深い会話をしたこともないです。

だし、私は決して有能なナースであったわけでもありません。

 

ただ、一度、そのドクターの担当するオペの介助をしたときに
オペ終了直後に私が倒れたことがあったのですね。

倒れた理由は“緊張の糸が解けたから”なのですが
そのドクターはオペ中にイライラしたり怒鳴ることで有名で
私は『ドクターを怒らせないよう!オペ介助を全うしなければ!』とものすごい頑張ってオペに挑んだのです。

 

倒れた私を見てドクターは
『若い子が頑張って偉いな』と思ってくれたのかもしれません。

まぁこれは推測ですが
なんにせよ、そのオペの時からドクターに好かれて、その後東京への転勤が決まるわけです。

 

 

 

ここまでの経緯を書くだけでだいぶ長くなってしまったので
これ以降は端折ります。笑

 

私が東京に引っ越した後、夫と出会って、
いきなり夫のロンドン転勤が決まって

気づいたら私は
ロンドンで5年間生活することになりました。

 

あの小さいときに絵本を通して憧れていた海外、
ホームアローンの映画を通して憧れていた海外に
5年間も住めることになったのです…!!

 

 

しかも、イギリスって
本来は我々外国人が住むことは非常に難しい国です。

ビザを取るのが大変で、英国ビザの倍率はとんでもなく高いそうです。

 

そんな『住むことが難しい国』に
私は何の手続きもせずに
身一つで簡単に住めちゃったわけです…!!

(手続きはほぼ全て夫の会社が担ってくれました)

 

ロンドンでウエディングフォト

 

 

それまで私のことを否定するばかりだった母も
私のロンドン生活が決定したときには、さすがに
『ゆ、夢って叶うんだね…』とピュアな発言をしていました。

彼女がこのように本心からピュアな発言をすることは非常に珍しいです。笑

 

 

 

ロンドンに引っ越してからは15ヶ国くらい旅をしたし
なんと言っても
『ヴィクトリアベッカムと同じ産婦人科で出産をした』ことは私にとっての武勇伝です。笑

 

何を隠そう、
私はヴィクトリアの大ファンだったのです…!!

 

 

こうやって振り返ってみると
いかに奇跡的な流れでアトランタ出張とロンドン移住が決まったのか改めて驚かされます。

 

これは別に
『私には引き寄せる特別な能力がある』
と言うことではなく

人間なら例外なく皆、この能力を当たり前に持っているのです…!!

 

その能力を発動させる方法を言え、と言われたら
私は『その瞬間に楽しいことに向かっていくだけ』と答えます。

 

なんかそっち行けば楽しそうだし、
なるようになるんじゃね??

という私の感覚は
日本の他のオトナよりも少し強いように感じます。

 

だから私はあまり後先も考えません。

楽しい方にケセラセラと流れていきます。

一度手をつけたことはやり遂げなければ!とも思いません。

嫌になったらすぐ辞めます。

 

基本的に私は、日本の他のオトナと比べると
『マインドその日暮らし』です。

 

だからいつもデカ目の引き寄せが可能なのかもしれません。

 

 

いつものルーティーンを明日も繰り返す必要はありません。

明日いきなり1億円が入ってきてもいいし
明日いきなりアラブの石油王から求婚されてもいいわけです。

 

『明日いきなり想像もつかないような、映画のような素敵なことが起こってもいい』

 

小さい頃から本と映画が大好きで
脳内ファンタジーで生きてきた私が自然に身につけたマインドかもしれません。

 

 

ロンドン

 

 

ってなわけで今回は『海外移住引き寄せ』について書いてみました。

次回は、私の芸能人引き寄せについても書いていきたいと思います。

 

ウィンブルドンの公園で木登り

 

 

 

さぁ、あなたはいつ目を覚ます??

 

 

Yuki

 

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