真面目な長女気質で損ばかりしている。

 

私が18年間お世話になった、地元八戸に帰りました✨

今回の帰省は、なんと8年ぶり…!!

太郎二郎を連れての帰省、嬉しかったなぁ。

 

相変わらず、私のママも元気でした!笑

このブログの長年の読者さんは知ってると思うけど
私のママはマツコデラックスも驚くほどの強烈キャラ😂

(かつては毒親だと思ってました😆)

 

 

久々に会ったママは
これまでの美容師の経験を活かして
新たな仕事で活躍して
売り上げが全国トップ10に入る女になってました😂

相変わらず規格外の女だぜ。

 

私のママの話はとっても面白いんだけど
(最高のエンターテイナー)
長くなるからまた別記事で書くとして、
今回は別のことを書こうと思うの。

 

 

青森バージョンのくろみちゃん

 

 

今日のお題は『長女』について。

私は妹が1人いる『長女』です。

 

 

昔の私は
『長女なんて損だ!いっつも私ばかり損してる!』
と思っていました。

 

 

例えば小学5年生の時。
通っていた小学校でアメリカに短期留学できる機会がありました。

私はとってもアメリカに行きたかった!

だけどパパが
『アメリカに行くと銃で殺されるからダメだ!』
と珍しく私の要望を拒絶。

パパが私にノーを言うのは珍しいことでした。

 

それから数年後、妹が私と同じ歳になった時は
パパは妹に『短期留学行ってもいい』ってことになっていたし
『私の時はダメだったのになんで!?』と思うことが多々ありました。
※結局妹は行きませんでしたが。

 

 

これ、長女あるあるですよね。

 

 

そしてほとんどの家庭で
次女や次男は、上の兄弟姉妹をよく観察して育ちます。

なんでもかんでも、お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしたり
もしくはお兄ちゃんお姉ちゃんが親に怒られているのを見て
そこから学んで、自分は怒られないよう要領よく立ち回ります。

 

『怒られるのはいっつも私ばっかり!』
『妹ばかりいい思いをしてる!』

私は長年そうやって感じてきました。

 

 

 

 

またある時。

これは10数年前の話ですが
当時見ていたワイドショーで
『成功者は第二子が多い!』と言う特集をやっていて
コメンテーターたちが
『第二子や第三子は社会的に成功するんですよねー』と話していて
長女である私はすっごく心が痛くなり
『なんて私は損な役割なんだ…』と絶望しました。

 

 

そして現在私は2人の男の子のお母さんになりました。

太郎と二郎の関係は
まるで昔の私と妹の関係を見ているようです。

しっかり者で真面目で親の言いつけをちゃんと遵守しようとする太郎と、笑って何でも誤魔化したりすぐにピーピー泣く二郎。

 

 

小さい頃の私は妹がすぐに泣くので
一緒に通っていた幼稚園でもいつも妹が泣いていないか、妹のクラスに確認しに行っていました。

なんて愛おしい5歳の私でしょうか…!!

 

5歳の時の私!

 

 

修学旅行に行った時は
ママから与えられたお小遣いで
家族や知人にお土産を買い
自分の欲しいものなんて後回しで
必ずお小遣いを残すようにしていました。

そうした方がママに迷惑をかけないと思ったし、みんなが喜ぶと思ったからです。

 

 

かたや、妹は
渡されたお小遣いを自分のへそくりにしていました。笑
もちろんママに内緒で。

こういうとこ、器用だなーというか
当時の私にはそんな発想が全くなかったので度肝を抜かれました。

 

 

心理学や自己啓発業界の宣伝でも
『頑張り屋さんで不器用な長女気質のあなたへ💓』
というようなキャッチコピーをいまだに見かけます。

 

 

そしてそんなキャッチコピーがそれなりに人気だということは
『長女は頑張り屋さんで損をしている』
『長女は周りの人の顔色を伺いがちで損である』
と、多くの人が感じているからなのでしょう。

 

 

八戸のいくら丼だよ〜ん!

 

 

でさ、ここで私に一言言わせてほしいわけ👩‍🏫

 

 

長女ってそんなに損ですか?
不器用で人の顔色を伺うのは損なことですか?

 

 

今回の青森への帰省で
太郎はお兄ちゃんっぷりをたくさん発揮していました。

ぐずる二郎をなだめたり
時には喧嘩もするけど
私の言うことを聞いてくれて
めっちゃくちゃ頼もしかったのね…!!

 

『ママの荷物、持ってあげるよ!』と声をかけてくれたり
とにかく頼もしくって私の表情をよく見ていて
彼なりに責任感を抱いていて
いつの間になんて素晴らしい子に育ったの…!?
と感激したのです。

 

 

そうやって
大好きなママのため、小さい弟のために
周りの様子を観察して、
例えそのことによって自分の欲求を抑えていたとして
それに何の問題があるのでしょう?

それが『不足だ』と、一体誰が決めたのでしょう?

 

 

『お姉ちゃんだから』『お兄ちゃんだから』と
我慢した経験が第一子には多いのかもしれない。

でもそれは『不足』じゃないよね?
それは『損』でもないよね?

 

 

お母さんを困らせたくなくて我慢したことがあった。
お母さんを喜ばせたくて自分の欲求を一旦脇に置いといた。
みんなに迷惑をかけたくなくてグッと堪えた。

それはそれで、いいですよね?

 

ダメだなんて言わせねーぞ、このやろー。

 

 

 

今回の帰省でママに
『太郎は昔の私と似ててしっかり者で真面目なんだよねー』
と言うと、ママはハッとした顔をして
『そっか…どこのお家でもそうなんだね!』と安心していたようでした。

 

母親は自分を責めるよね。

『この子が我慢してるのは私のせいだ』って。

 

私もいつかは『太郎に我慢させたくないな』って思って、『お兄ちゃん』という概念を太郎に受け付けないようハラハラしていた時がありました。

 

 

でも今回の帰省であまりにしっかり者で真面目な太郎を感じて
『この子はこれでいいんだ』と思ったの。

と同時に
『私に長女気質と呼ばれる部分があるとしたら、私もそれでいいんだ』と思ったの。

 

 

 

 

私は昔っから
繊細で、不器用で、真面目で、人の顔色が分かるの。
要領よくできないことが多々あるの。
人を喜ばせることが大好きで、できればみんなに笑っていてほしいの。
そのために私ができることがあるなら、やりたくなっちゃうの。

んで、それでいいの、本当に。

 

 

なんだかふとそれらから解放されて
太郎が責任感あるお兄ちゃんとして存在することもハラハラせずに『どうぞどうぞ』って、その姿を観察するだけになりました。

どうぞどうぞ、大木のように自由にそのまま育ってください、という感じ✨

 

 

 

 

私が今の仕事を始めて9年目になります。

 

セッションをするようになってから
長女の人だけでなく次女や三女、一人っ子など
様々なポジションの人からお話を聞くことができています。

セラピストになって半年もたたないうちに気づいたことは
『長女ばっかりが損で苦しいと思ってたけど、次女には次女なりの、三女には三女なりの想いがあるんだなぁ。なーんだ私ばっかり損ではないじゃん』
ということ。

 

肩の力がスンと抜けたような感覚がありました。

 

間違いなく言えることは
みんなその自分の持ち場でちゃんと生きているんだよねぇ。

 

 

思考は放っておくと、ないものばかりを数えて
結果常に隣の芝は青い的なカオスに突入するのよねー。

 

 

それは自分が長女だから、とか
次女だから、とか
母親だから、とか
お金がないから、とか
パートナーがいないから、とか
やりがいのある仕事していないから、とか

そんなの関係なくって
『今の私には何らかの欠陥がある』という、
自分の存在への不足感が為せる技なのだよね。

 

 

私にもあなたにも、
実はもう既に十分に足りている。


これが真実だよ。

 

 

足りている
足りている
大丈夫
大丈夫

 

 

長女でも
次女でも
一人っ子でも
親がいなくても
パートナーがいなくても
既婚でも
独身でも
バツイチでも
バツサンでも
会社員も
社長さんも
専業主婦も
学生も
みーんな
もう、既に、足りている。

 

Yuki

  • コメント: 5

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コメント

  • コメント (5)

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    • ちゃんぴぃ
    • 2023年 5月 21日

    私も長女に産まれてきたことを呪ってきました(誰を?母を)。年子の長女だから,絶対に手をかけてもらってない,我慢ばっかりさせられてた,愛情不足だから,こんなひねくれた性格なんだと。三姉妹の長女として,真面目で,周りをガッカリさせたくなくて,そんな自分で良いんだって,この記事を読んで初めて思いました。というか,そんな考えあったんだって思いました。

      • Yuki
      • 2023年 5月 25日

      ね、こんな安心できる考え方があったとは…!と私も感動しました✨

    • 匿名
    • 2023年 5月 20日

    記事にしていただきありがとうございます
    子供がいない私は太郎次郎君の成長が楽しみなんです
    これからもブログ読ませてもらいます!

    • 匿名
    • 2023年 5月 08日

    どうしたら既に十分足りていると思えるんだろう
    わからない
    わかることは太郎次郎君はかわいい。成長が楽しみですね

      • Yuki
      • 2023年 5月 15日

      [clink url="https://yuki.style/archives/11050"]

      お返事記事を書いてみたのでよろしければお読みください✨嬉しいコメントをありがとうございました!

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