LOVE

自愛道場で
『Yukiがお母さんを捨てたとき』
のストーリーを話したら…

泣いた。

 

 

 

悲しくて泣いたのではない。

 

だが、この話をすると
なぜかいつも泣く。

 

 

 

クライアントさんとのコンサルで
ちょろっと自分がお母さんを捨てた時の話をすることは
今までにも何度もあったが
その都度、半分泣きながら話す。

 

 

 

自愛道場のセミナーが終わってすぐ
この記事を書いているが

改めて自分に
『なぜ私はこの話でいつも泣くんだろう?』
と問うてみた。

 

 

 

私がお母さんを捨てたのは
おそらく8年前の話で
そこからだいぶ月日が経っている。

未だに母に未練があるとかそういうわけでもなく
この話はなぜか涙が抑えられない。

 

 

 

『なぜ泣くの?』

そう問いかけて、わかった。

 

 

 

私は私の中に溢れてくる圧倒的な愛に泣いている。

その愛の量、
その愛の質。

 

 

 

 

どこからともなく
私の中にこんこんと湧き出てくるその愛は
自分が意識的に放出しているのではなく
どこからか勝手に吹き出してくる。

 

そしてその愛は決して終わりがない。

 

 

 

誰かから
『愛はこうやって出すんだよ』
と教わったわけでもない。

 

 

 

だが物心ついた時には
既に私の中には

その愛はこんこんと終わりなく湧き続けていて
その愛の源泉は、この物質世界のものではない。

 

 

 

ふと自分を俯瞰してみたとき
『この膨大な膨大な愛はどこからやってきたんだ?』
と驚く。

 

 

 

私は感動して泣いていたのだ。

 

 

私は自分の中に終わりなくこんこんと湧き続ける偉大な愛にひれ伏したのだ。

 

 

 

ひれ伏したときに私は泣くんだ。

だから私はこの話でいつも泣いてしまうんだ。

 

 

 

その偉大な愛は
この物質世界由来のものではないことは確かだ。

 

だとすれば
その偉大な愛が神なのではないか?

いや、きっとそうだ。

そうに違いない。

 

 

 

 

私のエゴちんは知っている。

『この感覚は自分のものではない』と。

 

 

 

 

私のエゴちんは
そのあまりの壮大さ、偉大さ、威厳、無限さ、

それらにひれ伏すしか他に方法を知らない。

 

 

 

 

 

小さい頃からずっとママに愛を注いできた。

ママに笑って幸せでいてほしかった。

私はママ本人より
ママの価値を知っていた。

 

こんな素晴らしい存在であるママが幸せでないなんて悔しい、
と、ずっと思っていた。

 

だが悲しいかな。

その素晴らしさは本人が自覚しない限り
この物質世界では永遠に発揮されない。

 

 

だからあの日、私は決めたんだ。

 

 

こんな素晴らしい存在であるママが幸せでないなんて悔しい

↑この言葉を今日から私は自分に伝えよう、って。

 

 

こんな素晴らしい存在である私が幸せでないなんておかしい、ってね。

 

 

 

私の中にこんこんと湧いてくる
その愛が素晴らしい。

 

素晴らしいという言葉では
到底、形容できない。

もはや『こわい』に近い。

 

 

畏怖

 

 

サグラダファミリアの聖堂に入ったとき、
バリのウブドの山々を見たとき、
私は似た感覚を味わった。

 

 

思考では到底理解できない、
絶対に到達できない、
ひれ伏すしかないその感覚。

 

 

荘厳、
静けさ、
無限。

 

 

私の中に確かにそれはあった。

 

人類が求めてやまないものは
すぐそこに、あった。

 

 

 

Yuki

 

 

 

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