■旅行記

あなたは『感動する人生』を求めていますか?

山形旅行のことを書こうと思う✍️

私が最後に山形を訪れたのは大学生の頃だったと思う。
友達4人で山形の温泉旅行に行ったんだよね。

私は青森生まれで学生時代は仙台で過ごしたから太平洋側には縁があるけど、どうしても日本海側を訪れる機会はなかなかなくって今回の旅は新鮮だった。

買ったばかりのサテンスカートを履けたのも嬉しかった😆

旅行の1日目は新幹線つばさに乗って『かみのやま温泉駅』で下車し、お宿に宿泊をした。その翌日は思い立って山形駅に移動した。※温泉に5回くらい入ったのだが宿の写真がほぼない😂
※ちなみに豊胸後に初めて公共風呂に入るのでドキドキしていたが誰も私のおっぱいなんて見向きもしてなかった笑

かみのやま温泉駅から山形駅まで向かう在来線では、最前車両の窓に張り付いて線路と風景が流れていく光景をワクワクしながら眺めていた。

斜め前では車掌さんが電車を操作していて、私は線路や風景と車掌さんの手捌きを交互に観察しながら心躍らせた。

こうして電車の最前方に立って線路と流れていく景色を見ていると、自分もこの電車の運転手さんになった気分になれてとても気持ちが良い。流れていく景色に自分が吸い込まれていく感じと、東京とはまるで違う建物の低さへの安心感と開放感で、なんでもできる気持ちになる。

自然と私の心がニッコリするのを全身で感じる。

8歳くらいの時に学校のイベントで青森県の三沢米軍基地の子供達と交流会をする機会があった。

私は小さい頃から外国の映画(特にアメリカの映画。ホームアローンとか)が好きで、外国に強い憧れを抱いていた。

欧米の住宅の外観はレンガ造でおしゃれで、家の中のインテリアも間接照明があっておしゃれで、何より欧米人が喋る時の大きな身振り手振りが私の心を喜ばせ、私はいつも心の中で

と、声にならない声をあげながら映像に見入っていた。
初めて米軍基地の中に入ったときも、そこらじゅうにウヨウヨ(笑)している外国人を見て

と全身が震えた!!
みんな、本当に英語を喋っている!
みんな、本当に大きな身振り手振りで喋っている!
この子、本当に目が青い!
この子、子供なのに英語ペラペラ!!
ランチのピザはデッッカイ!!
アメリカのケーキは砂糖がジャリジャリしていてまずい!!
アメリカの小学校は授業中にトイレに行ってもいい!!

掛け算や引き算の考え方も日本のそれと違っていた。
ちなみに私は公文式で育ったためかなり暗算に自信があるので、たくさんのアメリカ人の同級生の前で瞬時に計算問題を解いてみせて

『Wow‼️』

とアメリカ人の先生と子供たちが驚く様子を見て自慢げにドヤっていた。笑

なんだか超絶憧れていたアメリカ人の皆さんに勝てたところがあったように感じて、それがよほど嬉しかったのか30年以上前の記憶を私はこうしてブログに書いて全世界に発信している。

39歳の私は山形の在来線で最前の車両の窓に張り付き、子供の頃と同じように

と全身で感じながら超ご機嫌で車窓と車掌さんの手捌きを全身で味わっている。

山形駅に到着したあと、山形美術館を訪れた。
あまり期待もせず、ふらりと入った山形美術館だったけど、モネやシャガール、ピカソなど偉人の絵が展示されていて驚いた。

この山形美術館に至る前に、私は新幹線の中やかみのやま温泉で

山形も年がら年中、黄色とオレンジ色ってわけではないんだろうけど、たまたま今回は秋の訪問となり私の中で山形のイメージは『黄色』と『橙色』になった💛🧡

山形美術館の話に戻すが、前日から黄色と橙色に視覚を占領されていた私は、ここでも黄色と橙色に魅了されたのだ…💛🧡

サンジェルマンの森の中で byモネ

この絵に出会ったときも一瞬にして私の心の中から

が溢れ出してきた。

秋の山形の黄色と橙色に魅了された直後に、モネの黄色と橙色に出会うだなんて、人生はなんて完璧なんだ!

絵に詳しくない私がモネの作品に魅了されるのは、やっぱりあの

が出てくるからだ。
この『わぁ〜〜〜〜🥹💞💞💞✨✨』の感覚を頑張って日本語にしてみると

  • 胸がふわわわぁ〜っと軽くなる感じ
  • まるで自分がこの絵の中に飛び込んで絵と一体化してる感じ
  • 木枯らしの吹く音や、自分の足裏が落ち葉をミシミシと壊しながら沈んでいく感じ
  • モネの目と私の目が一緒になった感じ
  • 私がモネに憑依した感じ
  • すぐにでもブログを書きたくなる気持ち
  • 新しい楽しいことをどんどんやりたくなる気持ち
  • みんなに優しくしたくなる気持ち
  • 子供を抱きしめたくなる気持ち
  • 早くお布団に入って気持ちよく眠りにつきたい気持ち
  • じんわり体温がゆるやかに上がってくる感じ
  • この先の人生いいことしか起こらないよね!と自信持って宣言できる気持ち

こんな感じである。

これを

『感動』

とか

『クリエイティビティ』
『創造性』

と言うのだろう。

感動や創造性のない人生は死んでいるのと同じである。

はじめてサグラダファミリアに足を踏み入れたとき、
バリのウブドを訪れたとき、
潜在意識の世界と出会ったとき、
かまどさん(私が愛用してる土鍋)で初めてご飯を炊いたとき、
初めて『なつめとクリームチーズのおやつ』を食べたとき(昨日)、
初めて米軍基地の中に入ってアメリカ人と交流をしたとき、
初めてブログにコメントが来たとき、
初めて、そして今もクライアントさんから感謝のメールが届いたとき、
初めてアメリカの空港に降り立ったとき、etc…

いつも私は

っとして、その感動とか創造性とか、そういうのが全身を駆け巡るのに身を任せるしかなかった。

こういう時の私は文字通り自分が無敵になった気持ちなのだが、これは『そういう気持ちになった』だけ、ではなく

本当に無敵なんだと思う。

なぜなら、私が上記で記した感動とか創造性ってのも

なんだと思うから。

愛は無敵なのだ。

地方のいいところはたくさんあるけれど『人が少ない』というのも、地方の長所の一つだろう。

東京の美術館はいつもそれなりにわさわさ人がいるのに対して、山形美術館は日曜日だというのに人が少なくて、おかげで私は誰にも邪魔されず、ほぼほぼマンツーマンでモネのあの絵を向き合う時間をもらえた。

この絵の前にあるベンチに腰掛け、一人で真正面からじっと絵だけを見ていた。

この木々の奥はどんな場所につながっているのだろう?
広場なのか、民家なのか。はたまた果てしなく続く山道なのか。

モネは簡易椅子なんかを持ち歩いて、自分の気に入ったところで椅子を広げて絵を描いていたのか?
それとも景色を記憶に焼き付けて帰宅してアトリエで描いたのか?

なぜこの絵の前にいるだけでこんなに安心するのか?まるで日向ぼっこしているような気持ちだ。
私はそういう文章を書けるのか?
私ができることってなんなんだろう?

目の前の人をもっと喜ばせるには?
たくさんの人と感動と安心を共有するには?

と思った。

美術館を出たあとは米沢牛を食べて

新幹線まで時間があるので、ふらりと山形お土産屋さんに入った。

そこで目に飛び込んできたのが、この子💞

店頭で見るなり

『ぎゃーー!かわいい⚡️💞💞』

と、可愛さで胸が苦しくなるほどだった!!!!!!

色違いで黒もあって、黒い方も可愛かった。
だけどやっぱり白が可愛い。
でもこの日まで白い皮の財布を使っていたら、3ヶ月で真っ白な財布は雑巾のようなくすんだ灰色になってしまったことを思い出した。私は店員のお姉さん(推定50代後半)と相方に

『(黒と白)どっちにしよー🥺!!なんなら両方!!!??』

と相談を持ちかけまくり、最終的に私の『でも白ってすぐ汚れちゃいますよね』という言葉に対するお姉さんの

『そんなもん、使ったらみんな一緒よっ!!!』

というなんとも本質的且つ哲学的なアドバイス(笑)を受けて

『ですよね!!じゃあ白で!!!!』

と即購入した。
ちょうどお財布が欲しいと思っていて、でも欲しいと思える財布にも出会わずしばらく雑巾色の財布と人生歩むつもりでいたので本当に嬉しかった。

帰りの電車の中で私はすぐに雑巾カラーの財布から新しいお財布に中身を移し替え、雑巾カラーのお財布は新幹線内のゴミ箱に廃棄してなんだかやけにスッキリした気持ちで帰路に着いたのだった。

店員のお姉さんが言うには

『このブランドね!ほら、あの芸能人のリカコさんも好きみたいで宣伝してくれてすんごい売れてるのよ!!』ということで

『私もね、この間これ、嫁ちゃんにプレゼントしたの!!可愛いでしょ!!』ということだった。

リカコと聞いて渡部篤郎が頭によぎったりなんかして笑
あと、お姉さんとお嫁ちゃんのエピソードが可愛くて

おばさんのパワーは世界を救うなぁ!!!

と改めて思ったのである。
これだから女って最高だ。
そしてこのお姉さんのおかげで私の山形旅行の締めくくりは頼もしく強く明るいフィナーレとなった✨
山形の皆さん、本当にありがとうございました。またお邪魔します!!

↓これは福島の旅!

↓これはベルギー旅行!

↓ロンドンでのエピソード

↓ヴェルサイユ宮殿での気付き

↓ポルトガル人とウクライナ人のお手伝いさんから学んだこと

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