イギリスにも『無印良品』があって
しかもロンドンのど真ん中、Oxford circus というところにも店舗がある。
Oxford circusって、日本で言えば新宿、原宿みたいなところ。
そのほかにも何店舗もあって
イギリスでも無印って流行ってるんだぁ、と
(※こちらではMUJIって呼ばれている)
渡英した際は驚いた。
ロンドンに来てすでに丸3年が経過しそうである。
もうすぐロンドン4年生かよ!!ヒェーー。
短い人生の間で
日本の外側から日本を眺める、という
神様のご褒美かのようなこの期間。
イギリスで暮らして
私の価値観はかなり変わったのだが
例えば
★アンティーク好きになった
(日本にいるときは新品大好き!だった。
イギリスでは家は古いほど重宝されるよね。
築300年経ってようやく一人前だとか。)
★ヘラヘラしなくなった。愛想笑いしなくなった。
(日本人女性はとにかく愛想笑いのプロよね。
過去の自分を振り返ってもそうだけどヘラヘラしてる。
ご機嫌とり根性が染み付いてる)
★服装において流行を追わなくなった。
(日本に帰国すると【流行り】が一目瞭然!
なぜなら皆同じ服を着て同じメイクをしているからだ)
★清潔観念が薄れた。笑
(こちらの人は毎日洗髪しないのでそれに便乗してる。楽。)
★街の人の視線がマジで気にならない
(いろんな人種、いろんな髪色、顔、が歩いてるロンドン。
誰も誰かのことをジャッジしないしみんな自分のことで忙しい。
6月でもダウンコート着てる人がいても普通。
私もパジャマで外を歩けそう。いや、歩いたかも。)
★『正確さ、完璧』を求めなくなる
(なにせ、イギリス人はお客様は神様と思っていないので
堂々と遅刻、堂々とドタキャンしてくる)
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ほかにもあるけど
ざっと書くとこんな感じ。
生活の中でイレギュラーばっか起きるし
(この間、保育園に登園させたらなぜか停電してた。今月2回目。)
思い通りにならないことばかり。
やきもきすることをたくさん経験したけど
その代わり、他の人に対しても寛容になれた。
他の人に寛容になれたことで
自分に寛容になれた。
でも大事なとこでは自分の意見をはっきりと、
愛想笑いゼロで伝えることも学んだ。
新しいものばかりが良いものでないことを学んだ。
流行りを意識するのではなく
どんな服が、どんなメイクが自分の世界観にぴったりなのか考えるようになった。
このイギリス生活で得た感性は
日本に帰っても私を強く守ってくれると確信している。
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ロンドン郊外のとある牧場
日本人は常に人からどう見られるか気にしている。
日本人は常に大勢から【はみ出ない】ことを意識している。
日本人は常に【普通】を求める。
日本人は【無難であること】を幸せだと勘違いしている。
その結果、才能ある人たちも
自分の才能を隠して生きている。
そんで窮屈になって絶望して歩いている。
かつての私がそうだったように。
【無印良品】って、日本人そのものだ。
私もお箸やカトラリーを収納するケースや衣装ケースに無印を使っているけど
『邪魔しない』
『目立たない』
『主張しない』
そんなものが欲しくなったとき
私はMUJIに出かける。
『これ、どう思う?』って聞かれたとき
『まぁシンプルでいいんじゃない?』みたいな、
そんな可もなく不可もなく印象に残らないイメージ。
確かにそんな商品は便利でもあるんだけれど
でも、私たち日本人が『便利に扱われる人間』を目指す必要はないよね?
でも、日本人のゴールってそこなんだよ。
便利に扱われる、社会の模範となるような人間。
嫌な仕事も真面目に正確にこなし
上司の言うことには反論せず
会社のみんなと円満にニコニコ仲良くして
●歳になったら結婚して子供を産んで
姑にはいい顔をして旦那の後ろを3歩下がって
親の介護を意識して、、、、
みたいな。
そりゃ景気も悪くなりますわって話し。
人口も減りますよ。
だってそんな絶望の中で
どうやって希望を育てるの?って考えちゃうでしょ。
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わたしは日本での育児経験がないのだが
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