珍しく、ちょっと遠出。
電車で1時間with太郎！！！
目的はPRADAのアウトレット？セール？みたいなものでしたが
無事にジャケットを購入し。
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■【右斜め上のPRADA】憧れをぶっ飛ばして幸せになる。
途中で、サンタの大群に遭遇し
↑奥に見えるのはナイキのファクトリーだって！
今度行かなきゃ！
この辺は、近くにバーバリのアウトレットもあって
こちらもなかなかオススメ。
買い物に付き合わされ
空腹な太郎が、いつも以上に仏頂面になって
プンプンしてたので
カフェに入る。
私は普段あまりロンドンで外食しないので
※物価が高い上に、まずい
久々の外での夕食。
しかも太郎と二人っきりは珍しい！！
生アップルジュースをペロペロ。
その、寂れたカフェは
お客さんもまばらで
ピザも安い。（６００円）
私たちの席のすぐ横にあるラジオからは
クリスマスソングが流れてくる。
周りには
すごく太った家族６人組と（本当に、すごく大きかった）
一人でカフェラテを飲みながら新聞を読んでいるおばさんと
小さな女の子を連れたお母さんがいた。
（そのお母さんは目があっただけで微笑んでくれた。
まるで『お互い子育てがんばろうね』と目線だけで励ましあった一瞬だった）
もちろん、ピザの味なんて期待していない。
空腹が紛れればいい。
予想通り、ピザは変な味がした。
マルゲリータなのに、インドカレーの味がした。
でも、そのマズさが心地よかった。
ピザの耳は硬すぎて食べれなかった。
太郎は喜んで食べていた。
硬すぎるピザの耳は、チューチュー吸って味わっていた。
トイレはありえないくらい汚いし
客席も日本目線で見ると汚い。
ピザはマズい。
でも、それが心地よかった。
イギリスの映画で出てくる
『ちょっと寂しい夜のカフェ』みたいだと思った。
シャーロックやブリジットジョーンズに出てきそうな。
そんな世界に迷い込んだような。
太郎もはしゃいでいたし
私ははしゃいでいた。
二人でラジオから流れるクリスマスソングを歌った。
帰りの電車では
『窓に太郎とママが映ってるねー』と
はしゃいだ。
乗り換えの時
階段があってエレベーターがない駅では
白人の女性がサッと横から出てきて
ベビーカーを階段から下ろすことを手伝ってくれた。
ありがとう、と言うと
良いクリスマスを、と言って
ニッコリ笑って去っていった。
電車の中では
太郎を見て、
インド人の超美人なお姉さんが
『Soooo cute!!!!』を連呼してくれた。
家に着いたら
夫が太郎のお風呂の準備をしてくれていた。
二郎はニコニコ笑っていた。
私は夫に
『太郎と外出中に撮った写真』を
一つ一つ見せながら
どんな時間を過ごしたか話した。
夫は
『楽しそうで良かったね＾＾』
と笑っていた。
（もちろんPRADAのジャケットを
真っ先に披露したのは言うまでもない。）
そんな楽しい週末でした。
私が５年後にロンドン生活を振り返った時
（おそらくあと１年くらいで帰国だ）
きっと思い出すのは
今日行ったみたいな寂れたカフェだと思った。
安っぽいカフェのピザが、インドカレーの味がした。
そんなことを思い出すと思って
そう考えると涙が出そうになるんだよね。
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