❶冬至の夜に私は死んだ。

1個前はあんな記事を書いたけれど、
夫が来てくれて引っ越しや育児を手伝ってくれている。

夫も今週末にはロンドンに帰る。

 

夫は疲労困憊している私に
『駅前のホテル、自分が泊まるようにとってたけど
Yukiが泊まったら?ゆっくりできるんじゃない?』
とホテルに送り出してくれた。

そうしてやっと私は1週間ぶりに、子供の金切り声や夜泣きとは無縁の夜を過ごしている。

 

こんな夜くらいゆっくりすればいいのに、やっぱりどうしても読者のみんなに話したいことがある。

これを書かないと私はルートインでおちおち寝てられない。笑

 

 

題名にある通り、冬至の夜に私は死んだ。

冬至の夜に、事件は起こった。

 

 

私はそれまで3泊ほど、男児2人とともに母の家に泊まっていた。

母は数ヶ月前から新しい彼氏?婚約者?だか知らないが
とある男性と宮城県で暮らし始めた。

母の新しいパートナーは、母の相手にしては割とまともでそこに関しては珍しく違和感を抱かなかった。

 

 

 

だが、やはり母は母だった。

 

毒親は死ぬまで毒親なんだと悟った。

 

 

もう私も35歳だし、母は還暦だし
お互い大人になって対等な関係でいてる、と思っていた。

だが、母は母だった。

 

まず、幼い頃より母の中には
『ちーちゃん(私の妹)はいつも正しくて、Yuki(私)はちょっとおかしい子』という認識がある。

これは私の被害妄想でもなんでもなく
先日妹にも確認をしたが、妹も同じように感じているようだ。

 

 

母に3年ぶりに太郎を会わせて、初めて二郎を対面させられた日のこと。

母は走り回る2人を見て、私にこう言った。

『なんでこんなに自由な子たちなんだろうね。あなたの子供だからかしら?』と。

 

 

 

ここで言う『自由』とは決してポジティブな意味合いではない。

母が私の子供を見つめる表情がそれを物語っている。

眉をしかめ口をへの字にして
『うっわーーー』みたいな顔をしている。

 

 

もし、母が私に期待をさせるようなことを言わなかったら
私はその表情を見ても動揺しなかったはずだ。

 

だが母は2ヶ月前の私にこう言った。

『いつでもちゃんとサポートするから、Yukiは仕事に専念して大丈夫!任せて!!』

と。

私はすっかり安心しきっていたのだ。

 

 

母は私の赤い髪を見てこう言った。

『ちょっとその髪色、やめた方がいいんじゃない?』

まるで馬鹿にするかのように、言う。

昔から、そうだった。

 

なんで、髪の色を他人に指示されなきゃいけないのか?

 

 

またこんなことも頻繁に言う。

『ちーちゃん(私の妹)はしっかりインテリアにもこだわり持っているからあなたもそうしたら?』

『ちーちゃんは●●な育児をしているからあなたもそうしたら?』

 

いつも、そう。

 

ちーちゃんが我が家では圧倒的に正しくて、私は間違っている子供だった。

これは被害妄想でも思い込みでもなく、客観的に見た冷静な判断だ。

※妹も同じように感じているはず。

 

 

私が『歯磨きの後に子供にご飯をあげないで』と言うと
『えーー?信じらんない!そんなのどうでもいいじゃん!』と言う。

たぶん、ちーちゃんが同じことを言ったら全く違う反応をするはずだ。

 

 

私の結婚が決まって、夫と母を会わせたとき
母は夫にこう言った。

『この子が迷惑かけたらごめんなさいね!ダメなことはちゃんとダメと言ってください。この子、ちょっと変っていうかおかしいから!!』

 

 

 

また、母のパートナーの家に初めて向かうその車内で
母は私にこう言った。

『田中さん(母のパートナー)には、あなたが離婚することをまだ言わないでね!あなたの旦那さんの仕事を尊敬しているから!』

と。

 

中学生の頃、ちょっとした悪さをして学校に母が呼ばれたことがあった。

その時も母はこう言ったんだ。

『パパにはこのことは言わないでね』と。

 

 

母にとって私と言う存在は一種のステイタスであり
『エリート旦那と結婚した娘を育て上げた自分』とパートナーに提示し、そこに自分の価値を置いているようだ。

 

母の様子を観察していると、家政婦のようにセコセコ働き
私が引っ越し準備などで協力をお願いしたくても
『田中さんにご飯を作るから!』
『田中さんと島に出かけるから!』
※パートナーと頻繁に島に行って、釣りなどを楽しんでいるらしい。
と、まるで戦力にならないし
引っ越しも進まない。

 

そのくせ、育児に口を出してくる。

 

 

母と、そのパートナーの家で
過去のいろんなことが頭をよぎって来た上に

『サポートする!』と豪語したくせに、
私からお金も受け取っているはずなのに
私の予想の20パーセント以下しか育児の戦力にならない母を見て

ついに私の感情が決壊した。

 

それが冬至の夜の出来事。

 

長くなったので、次に続く。

 

 

 

Yuki

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コメント

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    • 匿名
    • 2020年 12月 24日

    お母さん捨てましょ。何度でも捨てましょ。
    そんな嫌味っぽいお母さんとはあまり顔合わせないほうがいいような。
    うちの母も似たようなもんです。私は老後の面倒を見たくないので、彼氏さんがいて良かったかも?と思うようになり、疎遠のほうがいいのかも?と最近考えます。

    旦那さんマジでいい男ですね。
    Yukiさんのこと全部わかってる感じがする。
    捨てるべきはお母さん。その旦那はいい男!

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