9月23日の台風15号によって
静岡県の一部の地域で
浸水や土砂崩れ、道路の崩壊、停電が発生し
台風から1週間が経過する今日も
断水や停電が続いている地域があるようです。
ずっと停電している老人ホームや
孤立している地区もある、と言うのが
9/30現在の状況です。
私はテレビを全く見ないので
テレビの状況は知りませんが
Yahooニュースとかライブドアニュースでも
この被害の状況について
あまり報道されていないんですよね…。
しかし、インスタやTwitterで
『静岡県清水区』と検索すると
被害の状況を無数に確認することができます。
静岡県在住の
元小悪魔agehaの桃エリさんが
インスタで情報を拡散してくれています。
桃えりと言えば、
私たち世代のギャルにとっては
伝説であり教祖のような存在です…!
そんな桃エリさんは
3.11の時も、すぐに動いて支援してくれていた記憶があります…!!
で、その桃えりとayu(浜崎あゆみ)が連携をとって
9/29にはayuのインスタで物資を集うことに。
ってなわけで私、
家にあるお尻拭きと生理用品をかき集めて
スーツケース持って家を出て
近所のドラッグストアで
おむつと液体ミルクを購入し
avexクリニックに向かいました…!!
※物資の回収場所が麻布にあるavexクリニックでした。
『クリニックだし、
病院に荷物届けるだけだし
いつも通りすっぴん&部屋着でいいや〜
準備するのだるいし』
と思って
超絶ラフな格好で
avexクリニックに向かったわけです。
というか、avexってクリニックもやってるんですね。
手広いですなぁ。
しかもクリニックの場所は
あの、泣く子も黙る港区女子が蔓延っている
麻布ではないですか…!!
場所的に、マジで行きたくないんですけど…
と思いつつも
被災地で赤ちゃんを育てるママたちのことを想像すると
いてもたってもいられなくって
麻布に向います。
物資の回収時間は
14:30から19時まで。
私がクリニックに到着したのは
14:40でした。
で、クリニックに到着すると
クリニックの前に
『輩(やから)』みたいな人たちがタムロしているのね(泣)
なんて言うのでしょう。
EXILE系みたいな、
関東連合系みたいな、
私の勝手な偏見ですが
どう見ても柄の悪い男性たちが
クリニック前にいるんですよ。
しかも
『お待ちしてましたー!!』
とかいう歓迎モードもなく
すんごい雰囲気悪いんですよ…!!
これだから港区は怖いんですよ(泣)
港区といえば
ガーシーとか海老蔵とか綾野剛とか
そんなイメージしかないっすよ。
青森女には刺激が強すぎるんですよ。。。
なにこのアウェイ感。。。泣きたい。。。
と思いながら
私がその輩たちに
『すみません、クリニックの中に入ってもいいですか?』
と(渋々)声をかけると
輩たちは
『あ、どぞどぞ!』と言います。
悪い人たちではないんでしょうけど
怖いですよ( ;∀;)
で、クリニックに入ると
さっきの輩のうちから1人の男性が声をかけてきて
『すみません!まだ準備が整っていなくて!』
と言います。
彼はその輩の中でも
一番まともそうに見えて少し安心します。
どうやら私は早く到着し過ぎたようです。。。
(て言っても、開始時間10分過ぎているんですけど)
その後、輩の方々は
慌ただしそうにバタバタと準備し始めて
そうこうしているうちに
ピンク色の髪をした女の子も
『あの、物資を届けにきました…』
とクリニックを訪れ
私も少しホッとしたのでありました。
それでもまだ彼らはバタバタしているし
クリニックの受付にいるナース?スタッフも
なんか戸惑っているし
手際の悪いのなんのって…!( ̄▽ ̄;)
もし私が物資の受付係だったら
『ありがとうございます!
荷物はこちらにお願いいたします!』
『ようこそ!!!!』
と活気づいて迎えるのに…!!!!
慣れない作業で皆さんバタついているのでしょうが
もっとしっかりしろよ!!と思った、
37歳練馬区女子でございます。
何が言いたいか?って
なんか私の血が騒いだのですよ。
私は過去に7年間ナースをやっていましたが
手際の良さとスピードには自信がありまして
外来の患者さんを回すのがめちゃくちゃ早かったんですね…!!
ええ、ここからは自慢話ですよ。
クリニックの外来では
ドクターと看護師がペアになって
患者さんを回すのですが
私が外来の担当になると
ドクターの皆さんからは
『やった!今日は福ちゃんとペアだからサクサク行くね!』
と喜びの声を多数、頂いていたわけです!!
(旧姓が福田なので、福ちゃんと呼ばれていました)
いつぞやは『スピードの福田』と呼ばれるほど
とにかく段取りとスピードには自信があるのです。
だから昨日のavexクリニックでは
その場を仕切りたくて仕方なかったのよ、マジで!!
私に司令塔やらせてください!!!!!
誰よりも円滑にその場を回します!!!
何ならアテンドしますよ…!!!!
私にお任せください!!!
と思いましたよ。
ただその場でじっと待つことに耐えられなくなった私は
相変わらず慌ただしい輩のうちの1人のお兄さんに
『私、子供のお迎えがあるので
そろそろ出たいのですが
荷物はどこに置けばよろしいですか?』
と、ズンズンと詰め寄り
最後には
『それでは(物資のお届け)よろしくお願いします!!』
と声をかけ
その場を後にしたのでした。
私がavexクリニックを去った後
ayuがavexクリニックに到着し
最終的には5トンの物資が集まったようで
その物資は今日、静岡県の被災地区に持ち込まれるそうです。
よかったよかった。
私が人助けについて学んだのは
ロンドンでの経験が大きいように感じます。
ロンドンというか海外、かな?
ロンドンでは
ベビーカーを電車に乗せる時とかも
見知らぬ少年やおばさま方が
当たり前のように手を貸してくれます。
ですから私も困った時は
気軽に周りの人に
『手伝ってください!』とお願いできたし
彼らは嫌な顔一つせずに
助けてくれるのです。
昔、働いているクリニックで
アメリカのアトランタに連れて行ってもらいました。
アトランタで開かれる学会に参加させてもらったのです。
その時も見ず知らずの黒人さんにたくさん助けてもらったし
(アトランタは黒人さんが多い!)
アトランタにあるオリンピック公園では
色んな世界から集まった、初対面の人たちと
輪になって踊ったこともあります。
スイスの人たちも優しくて
レストランで食事中に
当時は赤ちゃんだった太郎のお世話をしてくれて
私と夫は食事に集中できたし
イタリアの空港の搭乗手続きをするおばさんは
搭乗作業をわざわざ中断して
カウンターから出てきて
太郎の足にキスをしていました。
言葉も通じない海外の土地で
ふとした瞬間に触れる無償の愛は
人生で体験できる最も尊い経験のうちの一つです。
日本人はシャイなのか、
そうやって
初対面の人に垣根なく接する、
ということを、あまり行いませんよね。
私も日本人のはずなのですが
感覚的には海外のそれと近いので
『地球人、皆、家族』のような
海外のそのノリが大大大好きです。
だからロンドンや海外の人たちを見て
私も恥ずかしがらずにみんなを助けよう!
と決めたんです。
そのほうが楽しいしね!
世界に文句を言うくらいだったら
自分がどんどん理想の世界を体現していけばいいよね。
Yuki
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