いい気分で現実変わんなかった私の、潜在意識どんでん返しストーリー

10年前の話です。
私が潜在意識や引き寄せの法則について知った頃のこと。

私は
『そうか!潜在意識を書き換えると幸せな恋愛ができるのか!』
『なるほど!自分の理想の世界を何度も何度も繰り返しイメージすればそれが現実化するのか!』
と、現実を変えようと、ものすごく頑張りました。

 

ポジティブな思考とかポジティブな言葉だけを選ぶようにし
ネガティブな気持ちやネガティブな言葉が出てこようもんなら
『いかんいかん!ネガティブでいたら不幸が現実化する!』
と、いつも必死に自分のマインドを管理しようとしていました。

 

がんばってがんばってネガティブを引っ込めて
ポジティブなことばかり考えようと
そこに全エネルギーを注ぎました。

本当に私なりに真剣にやりました。

 

 

でも…。。。

現実は全然変わりませんでした。

現実が変わらないだけでなく
ネガティブな自分を拒絶し否定することで
私は『私でいること』が、とっても苦しくなりました。

 

幸せになりたくって、
安心したくって、
がんばって取り組んだ『潜在意識』や『引き寄せの法則』だったのに
いつしかそれが私を苦しめることになったのです。

 

 

『ハッピーな思考だけ送り出すなんて無理だよ…』
『いつもいい気分でなんかいられないよ…』

『でも、ハッピーでいないと幸せになれないんでしょう?』
『つまり私の現実が不幸なのは、
私がハッピーな思考をちゃんと送り出せないからでしょう?』
『私がいい気分でいられない、ダメな人間だからでしょう?』

『こんなネガティブな気持ちもある私は
やっぱり一生幸せになれないんだ…』

『私には幸せになるなんて無理なんだ…』

 

 

こんなふうに
めちゃくちゃ病んで
『こんなことなら潜在意識とかスピとか知らなきゃ良かった…』
と絶望していました。

 

ブラック起業とか支払いとか失恋で参っていた時の私

 

 

絶望していたものの日々の生活は続きます。

借金の支払いをしなくてはいけないし
嫌でも毎日、あのブラック企業に出勤しなければいけません。

意地悪なお局さんの機嫌をとって
目立たないように嫌われないように、
且つ、仕事でミスは絶対にしないように細心の注意を払わなければいけません。

休日はいつも眠るだけで終わります。
毎日疲弊しているので、体力が持たないのです。

それでもまた次の日には出勤しなければなりません。

 

 

周りのみんなはどんどん結婚したり子供をもうけていきます。
もしくは仕事でキャリアを積んで認められ、キラキラ輝いて見えます。

それに比べ
なーんもない私。

 

 

 

仕事はただのブラック病院の平ナース。
仕事なんて好きではありません。

ただミスをしないよう嫌われないようこなすだけ。
生活費を稼ぐためです。

恋愛なんてずっと上手くいっていません。

職場では失礼な既婚の先輩から
『彼氏とかいないのー?』
『なんで結婚しないの〜?』と言われます。

 

その度に私はヘラヘラ笑って
『なんでですかねー』
『結婚はまぁ今んとこ考えてないですかねー』
と答えます。

もちろんこんなの嘘っぱちです。

 

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