『私は2割の女ではない』

こんなコメントが届きました。

 

素晴らしい!涙が出る!この記事大好きです! 私は2割の女ではない!何度もブラック診断やってみたけど1個も当てはまらない!(ちょっと悔しい!笑)きっと私は2割の人が大好きな1割です。2割の人って、多分、魂を憶いださせてくれる存在なんじゃないかな。私は生きるのが難しいって思うほど繊細じゃないし罪悪感も感じにくいけど、でも、2割の人が愛しい。2割の人って人生を豊かに生きる感覚を教えてくれる気がします。

 

 

 

私のサイトに複数回訪問してくれる人は
全員、2割なんです。

そういう仕組みになっているんです。

 

 

私はこのコメントを読んで
『あ、私の伝えたいこと届いてない』
と気づいて
今、BLACK診断を改装中です。

 

もっと多くの人が受け取れる診断にしないとな、と気づきました。

 

 

 

 

『2割の女』とは
もっと平たく言うと
『感覚派』ってことなんですが

こうなると
『私は感覚派です』とか
『私は論理派です』と
どうしても二分したくなるんです。人間は。

 

 

ですが女性という生き物は
全員『感覚派』なのです。

 

 

 

ここ最近
『私は論理派です!』
と言う女性に何人か会う機会がありました。
お仕事ではなくプライベートで、ね。

 

 

 

私はそこで昔の友人を思い出しました。

その友人と私は
もう15年以上前に
『2割の人間』という言葉を生み出して
なんていうか、『2割の女』の原点でもある友人なのです。

 

 

 

その友人は私より年下でした。
そしてその辺の歌手より歌がうまくて
ファッションセンスが抜群で
芸術的才能が溢れていて
モデルのようなスタイルも相まって
街で歩いていても
只者ではない、と言うオーラを放っています。

 

 

そんな彼女と
『私たち、2割だよね!』とはしゃいで
本当に仲良くしてもらっていたのですが
ある時から彼女の様子が変わるんです。

 

 

それまで自由にぶっ飛んで生きていた彼女は
アパレルで働いている時は
『私、ここでたくさん勉強して店長になります!』
と張り切っていたかと思えば
すぐにその職場を辞め、

スナックで働いている時は
『私、ここでママになって成長するんです!』
と、アンガーマネジメントの講習会に行って
当時の私が彼氏と喧嘩して発狂していると
『ゆきさんもアンガーマネジメント学んだほうがいい』
とアドバイスされたりもしました。笑

(アンガーマネジメントを学んでみたけど
これは効果ないなと私はその時学んだ。
感情は理論を超える)

 

 

 

なんだかあんなに自由奔放でチャーミングで
日本人離れした素敵な彼女だったのに

途中から(ズレた)目標とか立て出して
最初は張り切るのにすぐに辞めて…
を繰り返す彼女を
私はなんとなく居た堪れない気持ちで見ていました。

 

 

私が結婚してロンドンに行くと報告した時には
『ゆきさんにそんな生き方合わなくないですか?』
と言われることもあり
なんだか、そこから嫌でも嫉妬のようなものを感じたのです。

 

私はさみしかった。
彼女とは、生きる方向が変わってしまったんだな、
と感じてさみしかった。

 

嫉妬してもいいんです。
人間、生きていれば嫉妬をするから。
そのことには怒りすら感じないです。

 

でもさ、

その嫉妬はどこから来た??

 

 

 

 

 

その嫉妬は
自分の感覚を封印したところから
来ているでしょう??

 

 

自分の感覚を封印して
外側の目に見えるような
『かっこいい結果』を求めて
でも結局、そもそも感覚派なので
その偽物の目標は実現できず

実現できなかった自分を
きっとたくさん責めたね??

でもその自分を責める気持ち、
罪悪感にも蓋をしたね??

 

それで私に貴女らしくない言葉を言ったね?

 

私はそこまでわかったから
悲しかった。

 

彼女の痛みが手に取るようにわかるから。

 

 

でも彼女は
『私は痛くもなんともありません』
みたいな

『そもそも私には痛覚も存在しません』
みたいな

そんな仮面をかぶって
知識を学ぼうとしたり
アンガーをマネジメントしようとしたりして
でもそのテンション高い時期が過ぎると
いつも全てを投げ出していた。

 

 

 

私も最後の方は
話を合わせることしかできなかったので
『そうだよね…!痛くないよね…!!』
『いや、本当は痛いけどそこ見たくないよね!』
『オッケー私もその痛み見えてない!』
『大丈夫!なんも見えてない!オッケー!』
というスタンスで接していて

その『見えないフリ』をすることが
性に合わなくてつかれたなー。

 

 

 

 

 

人間、生きていれば『痛み』は付きもので
『痛み』を避けようとしている人は
『私は論理派です』と言いたくなるのかもしれない。

 

 

だって、そういうことにしておけば
痛みを見なくていい。

外側の世界の『正解』に従って生きていればいいからね。

 

だが、その『正解』は『しあわせ』ではないのだ。

 

 

 

 

出産は無痛分娩を選びましたが
私はココロの痛覚を受け入れています。

 

 

それが女神性でありリーダーシップだと思っています。

 

 

本当の学び
本当の体験
本当の人生

積み重ねていきたい。

 

 

 

Yuki

 

 

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