人間関係における最上級の魔法。

昔、看護師をしていたときは
朝が苦痛だった。

ただただ
その日の仕事でミスがないよう気を張って
疲れて家に帰宅するだけの日々。

 

ワクワクとは縁のない
義務感と社会人としての重い責任感
毎朝体を引きずり起こす日々。

職場では人の悪口が飛び交う毎日。

お局さんに嫌われると生きてはいけない職場。

だから毎日
嫌われないようビクビクしながら愛想良く媚びを売る。

 

疲れた体を引きずるようにして
帰りの電車の中でいつもボンヤリ感じていたこと。

『毎日好きでもないことのために
満員電車に乗って
好きでもない職場に通ってビクビクして
私の人生、なんなんだろ。』
『このさきの人生で、充実感とかときめきを味わえる日は来ないんだろうな』

これがあの頃の私の本音。

(抜粋ここまで)

 

せん

これはちょうど10年前くらいのこと。

当時付き合っていた彼に
仕事の後にデートをすると

顔をマジマジと覗かれて

『ゆきって仕事の日は顔つきが全然違うよね』

『仕事じゃない日が家猫だとしたら
仕事終わりのゆきの顔は山の中の野良猫みたい』

と言われたことがある。

 

 

職場ではいつも戦闘体制だった。(今思えば)

 

 

まず、当時働いていた職場では
お局さんに嫌われると
そこでは生きていけなかった。

嫌われると
あからさまに厳しくされ
笑顔を見せてもらえず
退職に追い込まれる。

 

実際にそうやって何人も退職するのを見てきた。

 

 

だからそこの職場で生き残るためには
いかに上司に好かれるか?が重要だった。

 

 

そんな職場辞めちゃえばいいじゃん、って
今の私なら思うけれど
当時の私は
次の仕事を探すのも面倒くさいし
何より月の手取り35万(しかも夜勤なし!)という好条件を
なかなか手放せなかった。

 

だから私はそこで生き残ることにした。

 

 

 

キツイことを言われても
『申し訳ありませんでした!』
『気をつけます!』
と明朗に答えて

自分の感情を殺して
徹底的に上司に従った。

 

 

そうしたら
お局さんに好かれるようになってきた。

 

 

名前を呼ばれたら
犬のように尻尾振って飛んでいき
なんでも嫌な顔をせず
『はい!!』
と答える私は
気難しい上司から好かれるようになった。

 

 

好かれるようになった私は
お局さんと、彼女と仲良しの先輩ナースたちの会話に混ぜてもらえるようになった。

 

そこでは
『あの子ってさー実は自分のこと可愛いと思ってない?(クスクス)』
とか
『え、全然可愛くないよね!?』
という会話が日常茶飯事で

私はあまりどちらにも肩入れをしないよう注意しながら
それでもお局とその一味には
『私、あなたの味方です!!』という念力を発して
その場に佇んでいた。

 

 

これは本当におかしな話なのだが
当時の私は
その場で繰り広げられる会話に
内心『ウゲー』と思いながらも

その仲間に入れてもらえたことに
安堵感と喜びを感じていた。

 

私は、そのお局さんのことが
実は結構好きだった。

 

 

彼女と初めて出会ったのは
面接だった。

リクルートスーツを着て
新宿の30階のビルで面接をしたが
私は一目見て彼女のことが好きになった。

 

初対面なのに
目と目が合った瞬間に
『あ!この人合う!!』
って感じる人、いませんか?

 

彼女は私にとってそんな人だった。

 

 

実際に入社して
あんなに厳しくごちゃごちゃ言われるとは思わなかったが笑

どんなに彼女に
『福田さんのその話し方おかしくない!?』とか
(私の旧姓は福田です!よろしく!)
淡々と詰められても
『はい!申し訳ありませんでした!』
と元気に答えた。

 

 

周りの優しい先輩たちから
『大丈夫?』と気遣ってもらったりしたけど

私は全然『大丈夫』だった。

 

 

まったく彼女の攻撃性によって
私は傷つかなかったのだ…!!

 

そういう経験が
社会人時代にたくさんある。

(今も一応社会人なのだが。笑)

 

 

 

例えば
気難しくて
看護師に手当たり次第に八つ当たりする医者でも
最終的には
『開業するから僕のクリニックで一緒に働いてくれないか?』
というようなオファーを受けた。

同じようなことが何度も起こった。

 

 

そんな感じだから
私は職場で一目置かれるようになった。

『気難しい人にも好かれて懐に入り込む技術』が高くて一目置かれるようになったのだ。

 

 

断っておくが
私は看護師として仕事ができる方でもない。

 

なんだけど
これまでの会社員人生で何度も
・気難しい人から好かれ頼りにされる
・気難しい人から信頼され、気難しい人が優しい人に変わる
・好かれるのが難しい人から好かれる
という経験を繰り返してきた。

 

 

仕事ができるから、という表面的な理由で好かれたのではなく
私は私そのもので好かれてきた。

 

これは難しいことではなく
誰でも簡単にできること。

 

 

だから
もし職場の人間関係で悩んでいる人がいたら
みんなもこの技術を使って
明日からの会社員生活を心地いいものにして欲しいと思う!!

ママ友関係とか
どこかのコミュニティ、
あらゆる場面で活用できる方法である。

 

 

なぜ私が気難しい人にも好かれるのか?
なぜ私がどんなに悪条件でも好かれるようになったのか?

 

答えはシンプルだった。

 

 

『私はその人の中に愛を見ようとした』

 

それだけ、だった。

 

 

初めっから優しい人の中に『愛』を見つけるのは簡単だ。

 

だが振り返ってみると
私の場合、
『ぬぬ。。。こいつ、なかなか手強いぞ!!』
という相手が現れたとき、

つまり愛を見るのが難しい相手が現れた場合、
その際に私にスイッチが入る。

 

『この人の中に愛を見よう!!』と。

そうすることに喜びを感じて燃えていた。

 

 

 

だから表面上、その人が
どんなに辛辣なことを言おうと
どんなに嫌味を言おうと
私は意に介さなかった。

 

というか
『この人は悩みとかプレッシャーとかで苦しんでこうなっているだけだから、表面上の攻撃性はスルーしよう。』
と思っていた。

 

 

大前提として
『きっとこの人もいい人だから!!』
と、なぜか強く信じていた。

 

だからどんなに嫌味を言われても
報告する際の話し方が変と言われても
どうでもよかった。

 

 

私は、一切傷つかなかった。

 

私はその人の中の愛だけを見ていた。

 

表面の攻撃性はどうでもいい。

そんなんで私は傷つかない。

 

 

そしてこれは看護師時代だけでなく
キャバクラでも発揮された。

当時働いていたキャバクラに
毎週通う割に、一切女の子を指名せず
ボトルも入れないお客さんがいた。

こういう、
女の子も指名しないし
(指名料も発生しない)
ボトルも入れないお客さんは
(ボトル料金も発生しない)

キャバクラでは敬遠されがちだ。

 

しかもそのお客さんは
その日たまたま席についた女の子に
軽い嫌がらせをするような悪趣味な傾向があった。

 

ケチな上に嫌がらせをする。
そしてくっきり禿げている!!

落武者のように綺麗にくっきり禿げていた。

 

 

だが私はいつものように
『その人の中に愛を見る』を実行して
やはりそのお客さんとも仲良くなった。

 

八戸出身だからという理由で
そのハゲお客さんに
『ハチ』と呼ばれ
可愛がってもらった。

 

 

それまでは女の子を指名しなかったその人が
徐々に女の子(大抵は私)を指名するようになり
同伴までするようになった。

彼は次第に他人に心を打ち解けて
他店の系列が一緒の女の子とも同伴するようになった。

私は
『●●さんもあんなに心開けるようになってよかったな』
と安心すらおぼえた。

 

キャバクラの店長には
『お前、●●さんを変えたよな。すげーな』と言われた。

嬉しかった。

 

 

看護師時代の私である。

 

 

気難しくて面倒な人であればあるほど
その人の中に愛を見て
愛以外のすべてをスルーする、
という関わり方をすると

その気難しい人が
どんどん優しく柔らかい人に変化していくことを見るのは
この上ない喜びだと感じる。

 

たとえ
その人が私を攻撃しようとしても
まるで一切傷つかない自分を体験できるのも喜びである。

 

 

『他人を変えたい』人は世の中にたくさんいるし
他人を変えることを目的としたスピリチュアルのメソッド?のようなものもあるけど
私たちは決して誰かを変えたいわけじゃない。

その人を変えたいんじゃなくて
その人の中の愛を見たいだけ。

 

じゃあその『愛』を見ればいい。

 

 

見えないのなら
きっとその時は私が自分の感情を優先してしまっている。

 

感情は優先させるべきものではない。

 

私は感情を感じることは大事で大切だと思うけど
感情が真実を訴えていることは、あまり多くはない。

 

 

Yuki

 

 

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