不思議なことに
『このお仕事を捨ててもいいや』
(そうなったとしても私は幸せでいよう)
そう決意してから
インスピレーションがどんどん湧くんですね。
■関連記事;このお仕事を捨てようか。
私のような仕事はインスピレーションが大事です。
クライアントさんとのセッション中も
どこかで学んできた理論とか手法ではなく
自分の経験とそこから派生したインスピレーションでセッションしています。
シンプルに“私”として存在することを決めると
素敵なアイディアもどんどん浮かべば
謎の“疲労感”もなくなり
エネルギーが湧いてくる。
最近、数名のクライアントさんから
立て続けにいただく質問があります。
それが
『AとB、どちらの道に進むか迷っています』
『どちらを選べばいいですか?』
という二択問題です。
このような二択問題を問われると
多くの場合、真っ先に出てくる回答が
『どっちでもいいよ』
です。
あ、実際に質問に回答するときは
どっちでもいいよ、なんて軽く答えず
もっと深く回答します。
でも、マジで
『どっちでもいい、どちらを選んでもいい』
んですよね。
AとB。
今の職場にいるか、転職するか?
あの彼にするか、違う彼にするか?
いろんな場面で二択で迷うことがあるかもしれません。
ま、実際のところ悩む必要はないのですが
どうして悩んでしまうか?というと
その人の頭の中で
『A(もしくはB)を選んで失敗したらどうしよう』
という思うが強すぎるから。
『失敗しない方を選びたい!』
という思いが大きすぎるから悩みます。
でもね、はっきり言ってしまうと
どっちを選んでも失敗はあります。
だからどちらを選んでもいいの。
どっちを選んでも失敗する、について解説します。
人生はいろんなことが起こります。
いい(と感じる)ことがあれば
悪い(と感じる)こともある。
(↑大きな視点から見れば
どっちも“いい”んですけどね!)
それが人生です。
それなのに
『これからの人生、悪いことは起きないで!』
と願うのは
私たちの魂の本望じゃないのです。
だって、魂は成長を望んでるから。
日本で“成長”という言葉を使うと
がむしゃらに頑張らなきゃいけないもの、という印象があって
私はあまり使いたくないんだけど。
魂は、いつだって磨かれることを望んでいます。
『失敗しないこと』を1mmも望んじゃいません。
たとえ、悪い(ように感じる)ことが起こっても
それは魂の成長のために必要だから起こるの。
昨日の記事で
育児と仕事の間で1年間苦しかったー的なことを書いたけど
あの苦しみは絶対私に必要だったの。
あの苦しみが私の仕事にもすごくプラスになりました。
だから『苦しかった』んだけれど
あんまり苦しくないという感じ。
なぜならその苦しみは
産みの苦しみなことを知ってるから。
新しい自分を生み出すのは苦しいのです。
新しい自分を生み出すのは
世界がどんどん大きくなるので私は大好き。
子供の出産と一緒。
子供を産むにあたって、つわりや陣痛とか苦しみはあるけれど
私は二人目を産むことを選んだ。
(案の定、つわりで大変に苦しんだ。笑)
きっと産後も大変だと思う(真顔)
でも『苦しみ』を避けるばかりの人生は味気ないから
私は『苦しみ』も受け入れる。
『苦しみ』や『失敗』を避けたい、という人生は
慣れ親しんでいるけれど充実感が全くない仕事を
定年退職まで40年間やり続けるようなもの。
毎日モヤモヤしながら。誤魔化しながら。
『幸せ』とは
失敗や苦しみを避けることではありません。
(というか失敗や苦しみは必要な時に与えられるので
私たちは避けられない)
『幸せ』とは
失敗や苦しみの最中でも
いつでも自分を見つめ続けて
『今は苦しいけど、でも私は大丈夫』と思い出していること、です。
『今は苦しいけど、でも私は大丈夫』
↑こんな自分で在るためにすべきことが
何事にも執着しないこと。
ちょっと前の私のようにビジネスに執着していれば
それが思うようにできない時、苦しくなる。
子供に執着すれば
少し子供がうまくいかなくなった時
大きく自分がぶれる。
親に執着すれば
親に小言を言われただけで
エネルギーごっそり持っていかれて自分の人生どころじゃなくなる。
『幸せ』の理由を、自分以外に起因させないこと、です。
今の時代、
どんなに寒くても暖房が効いた部屋にいれば
あったかいまま一日を終えられるでしょ。
『幸せ』は自分で決める、とは
そーゆーことを言うんじゃないかな。
ですから、
AもBもどっちに進んでもいいんじゃない?と思うのです。
どうせ失敗するし、どうせ良いこともあるからね。
『失敗したくない!』という思いは
言い換えれば
『もし失敗したら、私は私のことをますます嫌いになってしまう。それに耐えられない。』
です。
なんだ、結局自分のこと否定してんじゃんって話。
そりゃ幸せになりませんがなーって話です。
2択で迷ったときは、自分にこう質問してみよう。
『どちらを選んでも幸せだとしたら
どうする?』