【仕事を捨てようか?】“我が子”と“仕事” その狭間で。

2017年7月に長男を産んだ。

それからちょうど2年後の、2019年7月に次男爆誕予定である。

長男出産後は

昼夜を問わない赤ちゃんのお世話で、

それまで自由に生きていた私が

縛られに縛られまくって

(子育てとは、ある意味縛られることでもある。

縛られる=悪でもない。)

どうしてもその現実が受け入れられなかった。

今思えば結構無理して仕事復帰した。

産後2ヶ月で仕事復帰だったかな。

でも、仕事復帰しないと

赤ちゃんのお世話だけで毎日が終わる生活によって

“自分”を見失ってしまう、と思っていた。

(これが勘違い)

確かに、仕事復帰は楽しかった。

赤ちゃんのことを忘れて

自由に仕事ができる時間は“自分”を取り戻したようだった。

しかし、幼い子供はよく体調を崩す。

産む前のように、仕事に熱くなりたいのに

私が仕事に熱くなるタイミングで

いつも息子は体調を崩した。

それによってクライアントさんとのアポを延期することも何度かあり

悔しくて苛立って仕方なかった。

“息子の存在”から逃げたくて仕方なかった。

自分で望んで産んだでしょ?という声が聞こえてきそうだ。

だが、これが私の本音だったからしょうがない。

そんな期間が1年以上続いた。

正直、苦しかった。

今はその苦しさから抜け出したので

この記事を書いている。

あの1年間、なぜ私があんなに苦しかったのか?

大事なことだから記事にしようと思った。

 

 

私の苦しみの原因。

それは

“ビジネス”への執着だった。

いつしか、私の中で

『今の私はこのビジネスありき!』

となっていた。

つまり、

私からビジネスを取ったら

私の価値が減る

と思っていた。

これには理由があって

このビジネスを始める前

7年間、私はナースとして働いていた。

ナースは

母の期待に応えるために選んだ職業で

初めての職場は、ものすごい忙しいと言われている

“心臓血管外科病棟”だった。

職場の雰囲気はギスギスして

残業は月100時間を超えていた。

そんな職場を続けられるわけもなく

私は新卒で、務めた病院を10ヶ月で退職した。

それからいろんな病院・クリニックを転々としたが

“やりがい”とか“達成感”、

『もっと学びたい!』と思う職場は

ほとんどなかった。

(転職10回近くした気もするけど、やりがいがあったのは1ヶ所のみ)

仕事において『喜び』を得たことがなかった。

そんな私がこのビジネスを始めた時

ずっと求めていた『やりがい』『喜び』と、

それ以上の魂の躍動を経験した。

この仕事は絶対に失いたくない、と思った。

↑これが苦しみの始まりだった。

image

仕事も、人間関係も、願望も、、、

すべて握り締めれば握りしめるほど

自分を苦しめる。

『●●がなければ幸せではない』

『●●がなければ私の存在価値が減る』

そう思えるほどのものに出会えたのは

とても素敵なことだけど

“幸せ”の拠り所を自分以外のところに置いていては

その後、絶対に苦しくなる時が来る。

なぜなら、自分以外のものは

自分に関係なく刻々と変化していく。

変わらないものはない。

全部、変わっていく。

私は、それを決してコントロールできない。

そしてそれが実は人生の醍醐味なのである。

ずっと前に男性を握りしめる自分は卒業できた。

産む前から子供を握りしめる自分も卒業できていた。

社会的立場を握りしめる自分からも卒業してた。

だけど

『ビジネス』を握りしめている自分にはずっと気づかなかった。

だから私はこのお仕事を捨てることにした。

捨てる、とは

今すぐこの仕事を辞める!ってことでないよ。

『この仕事がなくても、揺るぎなく私で在る』

『この仕事を手放しても一生幸せでいる』

↑これが、仕事を捨てた、ということ。

思えば、私の人生が大きく変わった時

私が決意したことはただ一つ。

 

 

『もし、どんどんおばさんになっておばあちゃんになっても

ずっと一人ぼっちだったしても、

周りがどんどん結婚しようとも

絶対に幸せに笑っていよう。』

と決めたんだった。

 

 

恋愛依存だった私の大きな決断。

 

 

私は、大好きなこのお仕事を捨てます。

 

そう決めた時

目の前の息子の存在が光り輝いて

“母親としての自分”“妻である自分”に意欲が湧いてきた。

 

私が最近、自炊熱心で

夫に弁当まで持たせるようになったのは

そんな経緯がある。

 

息子に最大限の関心を寄せて

子育てにのめり込んで

家族の栄養を管理して

お家で飲む一杯のコーヒーを最高のものにしたい。

今の私はそんな感じ。

もちろん、仕事も今まで通り

魂込めてやってますよ。

今までと違うのは

『この仕事を失っても私は大丈夫★』

というリラックス感。

大丈夫。

どんな私でも、大丈夫。

image

ユニクロの極暖ヒートテック1枚で。笑

 

息子の笑顔を撮るには私の変顔しか方法がない。

 

さぁてこれからは

ちと、主婦業と育児に精を出すぞう。

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明日は、びっくりドンキーの味を再現するハンバーグを作る予定。

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