クライアントさんのお話の中で
流産の話題が出たので
それに刺激されて書かなきゃいけないことを
思い出した。
私は
7年間、婦人科のナースとして働いていました。
不妊治療の専門施設で働いた経験と
男性不妊の病院でもちょこっと働いて
(ここは合わずに1ヶ月でやめた!笑)
その後は、
日本で一番中絶手術を多く行なっているクリニックで働いていたの。
そのクリニックはね、
1ヶ月に200件以上、中絶手術を行なっていて
そこの院長は長者番付医師部門で1位になっていた。
その他には、産婦人科でも働いて
妊婦検診に立ち会ったり
長いこと、『女の体』に携わってきた。
で、結論を先に書いちゃうけど
流産も中絶も
決して悲しいことでもなければ
不幸なことでもありません。
実は流産はあまり珍しいことではなく
6回の妊娠のうち、1回の妊娠で起こります。
6人じゃないよ。6回だよ。
なぜその人が流産を経験したのか?ですが
私から言わせて貰えば
『その人が流産という経験から何を感じたか?』に答えがあり
その答えを得るために流産を経験したとも言える。
ですから、どうか流産という経験を
『不幸なもの』『悪』として捉えず
そこで自分が何を感じたか?
それだけを観て欲しい。
で、私は
流産は経験したことがないけど
中絶を経験したことがある。
しかも、2回。
私は、避妊全くなしで性行為をすると
1回ですぐ妊娠する。
今までの4回の妊娠、
全部そうだった。
クライアントさんの中でも
中絶経験者はそれほど珍しくないが
そのみんなに共通することは
『中絶した経験に、酷く罪悪感を抱いている』
ということだ。
だから今までそんな方には
『私は2回も中絶したけど今、とてもハッピーだよ!』
と
あっけらかんと伝えてきた。
中絶、という経験を
わざわざ深刻なもの、と捉える必要はないし
『中絶をした私は酷い女なんです』と
良い人アピールする必要はない、
と思う。
中絶した自分を責めてしまう人は
良い人でいたいだけでしょ。
『たまたま妊娠しておろさざるを得なかったんです(涙)』
と
誰かに言い訳したいだけ。
誰か、って
たぶん母親だけど。
言うまでもないが
私は、中絶を2回した自分
に、罪悪感が全くない。
それは心地よい経験ではなかったので
もう2度と同じことは繰り返さないが
罪悪感は、ない。
でも
罪悪感が全くない自分に
ちょっと罪悪感を抱く。
私は
本気で
『中絶』を
『悪』
と思っていない。
中絶した当時は
今よりもっと若かったけど
その時は
中絶した自分のことを
『男にこういう状況にさせられた可哀想な自分』
と被害者ぶって、自分に酔ってたし
(避妊しないでゴーサインを出したのは自分なのにね!)
水子の祟りがあるんじゃないか?
その祟りのせいでずっと不幸のままじゃないか?
と怯えていた。
でもさ、
今の私、見てよ。
不幸と対極にいるじゃん!!!
たまに思うよ。
2回も中絶しといて
なんでこんなに幸せなんだろう?って。
でも私が証明したね。
中絶は悪でも罪でもない、と。
清く正しく生きるとご褒美がもらえる、
なんて嘘。
清く正しく我慢して生きている皆さん。
私を見て不愉快だよね。
ごめんなさいね。
でも、
どうしたってみんな幸せになれるってこと
伝わるかしら?
女は
どこまでも楽しく貪欲に、
だよ。
とっとと幸せになって
笑って暮らそうよ!
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