先日起きた、東京の小田急線での無差別殺傷事件。
加害者は『男にチヤホヤされていそうな、勝ち組の典型に見えた女性』に無差別的に危害を加えました。
『あまりに身勝手な動機…!!』
というのが私の第一感想(顕在意識)でしたが…
第二感想(潜在意識)としては
『私もこの加害者と同じ心情を経験したことがある…』
『この事件や加害者はあまりに他人事ではない…』
というものでした。
そもそも。
自分の人生が上手くいってない時
自分より上手くいっている人に対して
羨んだり、嫉妬したり、ひがんだり、引きずり落としたくなることは
普通だ…!!
と私は思う。
そんなん、嫉妬してひがんで足引っ張りたくなるの、当たり前じゃん。
少なくとも私はそういう人間だ。(ドヤっ!!)
※ドヤることでもないが。笑
私がこのお仕事を始める前
何にも上手くいかなかった。
お金はないし
恋愛ではダメンズとばっかり出会うし
家族仲は良くないし
ブラック企業に勤めてヘコヘコしていた。
そんな時に街を歩くと
おしゃれな格好をした素敵な女性たちがたくさん目に付く。
そして幸せそうなカップルもたくさん目に付く。
川に行けば、鴨とかの鳥ですらツガイで行動している。
※ちゅんちゅんは1人ぼっちなのでパートナーを飼ってあげたい
私はそんな人(鳥。笑)たちを見てこう感じていた。
『なんで私ばっかり…』
『私だけいつも人生が上手くいかない』
『みんなは平気な顔でいい恋愛して結婚していく。仕事も活躍している。お金もある。家族仲もいい。』
『なんで私ばっかり…』
私は無差別殺傷事件は起こさなかったものの
常にイライラを振りまいて生活していた。
幸せな奴は全員死ねばいい、と思ったこともあったかもしれない。
それと同時に、どう頑張っても幸せになれない私こそ死ねばいいとも思っていた。
この事件から私たちが学ぶことは
『自分のココロの中にも悪魔がいる』
ということではないか。
そしてそれが普通。
この事件の加害者だけの問題ではない。
むしろ私たちの集合意識がこの事件を引き起こしたとも言える。
その集合意識とは
『自分より幸せな人の足を引っ張りたくなる意識』なのだが
だからと言って
『はい!そんな自分を手放しましょう!』っつったって
そんな簡単に手放せない。
簡単に手放せる人もいるんだろうけど
私の性格は粘着質なので簡単に手放せた試しがない。
でも、この私たちの集合意識
『自分より幸せな人の足を引っ張りたくなる意識』
を手放す唯一の方法がある。
それは、その集合意識の奥にある私たちの感情に気づくことだ。
『私もあの人みたいに幸せになりたい…。でもどうしてなれないの?』
『私が劣っているの?』
『私がダメな子だからなの…?(きっとそうに違いない)』
『私は本当にダメな人間だ…』
↑この感情に気づくことである。
私たちの中にいる潜在意識(もう1人の自分)が、そうやって泣いているんだよ。
そのSOSを無視すると
この加害者のように
他人に剣を向けてしまう。
他人を攻撃する人は、泣きたい人。
悪魔は、自分の感情を無視した時に降臨する。
私たちが自分の感情を無視して強がると
いとも簡単に、この加害者のような人生を辿る。
私はこの加害者の気持ちが分かるよ。哀しいほどに。
この加害者もちゃんと泣いて
『幸せになりてーよ!』と叫べば
こんな事件は起こらなかったかもしれない。
Yuki
by Yuki
潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。
36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。
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