好きなことだけして生きていく。お金と男を捨てた。

最近よくクライアントさんにしているお話を書きます★

 

(こう見えて)超絶チキンの私が起業を覚悟するまでのストーリーです。

 

その当時の私である。

 

 

私は看護師として働いていました。

セラピストになりたいという夢は
小学高学年から抱いていました。

ですが、私はその夢を諦め
『どうせ無理でしょ』と葬っていました。

 

 

2014年の終わりです。
私は看護師として7年間位、働いていました。

 

 

セラピスト養成講座を受講していました。

ですが、受講中も
なかなか私の中で『起業しよう!』と言うスイッチは入らず

どちらかと言うと
『この養成講座受ければ勝手に起業して
勝手に稼げるんでしょ〜?』
『でも勉強めんどくさいな。ブログもめんどくさいな』
と思っていました。

 

 

ですから
ちんたらちんたら、面白くもないブログを書いて
そのくせして
『これで稼げるんだよね…?(たぶん…)』
と思っていました。

すごく他力本願でした。

 

 

勝手に売れる、と思っていたんです。

自分が大してエネルギーを注がなくても売れるんじゃない?
と地に足のついていない考え方をしていました。

と同時に
『起業、めんどくせー』とも思っていたので
エンジンがかかりませんでした。

ですからブログもちんたら書いていたのです。

 

 

そんな私でしたが
2014年の12月頭に
『好きなことだけして生きていきたい!』
と急に強く願うようになってしまいました。

 

その当時の職場は
人間関係もよく仕事内容もハードではなく
ある意味、楽でした。

楽な職場なのに
私の心は全然満たされなかったのです。

それに気がついてしまったのでした。

 

『私が求めているのは目先の楽ではない…!』
『いつも時計と睨めっこして定時を楽しみにする生き方なんてしたくない…!』

そう感じるようになりました。

 

 

 

 

ある晩
私は横浜にある6畳一間の部屋で
その思いが一気に込み上げて
『いよいよ起業を決断しよう…!』
と思いました。

 

 

同時に湧いてきたものは恐怖でした。

 

 

怖い怖い怖い。

起業して稼げなくてのたれ死んだら、どうしよう。

起業してバカにされたらどうしよう。

正社員じゃなくなったことで
付き合ってる彼に見放されたらどうしよう。

怖い怖い怖い。

ご飯を食べれなくなったらどうしよう。

怖い怖い怖い。

 

 

 

でも、好きでないことに1日8時間を費やす人生は
本当に本当に限界でした。

 

 

 

『好きなことだけして生きていきたい!!』

この、阿呆のような道を
私は選択しました。

 

 

 

私はその小さな部屋で怖くてたまらなくて
一人、泣いていました。

号泣していました。

 

たくさん泣くとちょっとだけ落ち着いてきて
(それでもまだ怖い)
私はある決断をしました。

 

 

青森の実家に帰って
実家の一部屋を借りて
そこでセラピスト活動をしよう!
そうすれば稼げなくても生きていける…!!

 

 

私はすぐに母に電話をしました。

『セラピストとして起業しようと思う。
看護師は辞める。
でもすぐにはセラピストで稼げないだろうから
どうか貴方の家の一部屋を貸してくれないだろうか?

ご飯代も稼げないかもしれない。
豪勢な食事は望まないので
どうか、私に白米だけ与えてくれないだろうか?』

母は
『いーよー!』
と軽いノリで返事をした。

 

 

私はホッとしました。

屋根と白米があれば生きていける。

年金なんてとりあえず滞納してもいいし
保険料も滞納してもいい。

屋根と白米があれば生きていける。

 

 

そこまで腹を括ったのです。

自分が好きなことだけして生きていけるなら
そのほかには何を求めよう…?

流行りの服もスタバのコーヒーも
もう、諦めよう。

白米と屋根だけで十分なのだ。

 

 

この時、私はお金を捨てたのです。

お金優先の生き方を捨てたのです。

 

 

 

生命維持が約束されたなら
次の問題は『男』です。

 

当時の私は
今の夫と付き合って3年くらい経過していました。

とっても仲が良く
私はいつも心の中で
『結婚までリーチ!!』
と、いつ結婚できるか、
虎視眈々とそのタイミングを狙っていました。笑

 

だけど、この晩の私は
『男』を捨てることを選びました。

 

それは今までの私なら
絶対に選ばなかった道でした。

 

 

大好きな彼との結婚を捨てたし
彼との関係を諦めようと思った。

東京在住の彼と青森の私と。
どうやって遠距離恋愛を続けるって言うのか…?
私には屋根と白米しかないのに…。

 

私が青森に帰って起業をすることは
彼との別離を現していました。

 

 

私はとても辛かったです。

身が引きちぎられるような思いでした。

 

どうしてこんな素敵な彼と別れなければいけないのか?

もうこんないい人には出会えないかもしれない。

また、私は泣きました。

 

 

私はあの晩の自分の服装まで覚えています。

上下、紺のスウェットを着て一人で泣いていました。

 

 

 

私は彼との別れを決断したものの
その後、なかなか彼に青森に帰ることを言えないでいました。

 

彼とは週に何回も会っていたし
彼にそれを伝えるチャンスはたくさんあったけれど
私が青森に帰ることを彼に告げることは、
イコール、彼とのお別れ宣言になります。

 

だから私は彼に言えないでいたのです。

なんでもしゃべりたい性格の私だが
この時は言えなかったです。

 

 

いつ彼に言おう、いつ彼に言おう。
そればかり考えて、1週間ほど経過しました。

 

 

 

その日もいつも通り彼と過ごしていました。

 

そんな時、奇跡が起きたのです。

 

 

 

 

私の出勤の時間になり
この日も私は彼に青森帰郷のことを伝えられず
玄関で身支度をしていました。

 

彼の家を出る時になって
玄関でいきなり彼が
『ゆき、同棲しない?』
と、言ってきました。

 

 

 

私は、唖然としました。

現実が把握できないくらい驚かされました。

驚きすぎて心は静まり返っていました。

 

 

あの保守的な彼が…
『同棲』の『ど』の字も出さない彼が
いきなり同棲を提案してきたからです…。

 

 

私はその時何と返事をしたか覚えていません。
すぐにイエスと答えたはずだけど、なぜか記憶がないのです。

 

私が魔法の世界に足を踏み入れたのは
きっとあの瞬間だったと思うのです。

 

 

セラピストとして起業して
稼げない時期があったとしても
彼との同棲なら生活費もだいぶ低く収まるし
彼と別れずに東京でセラピスト活動をできます…!

 

 

彼の家を出て一人で歩きながら
あまりのタイミングの良さというか都合の良さ
『これはドッキリかなんかじゃないか…?!』
と私は本気で疑っていました。

(ここから1週間ほどドッキリじゃないかと疑い続けた。笑)

 

ここでホイホイと幸福を信じたら
それがなくなった時に悲しいから
手放しで喜ばないでおこうと思いました。

ですから一人で勝手に何かに警戒しながら生活していました。

 

そんな私の想いと反するかのように
彼はどんどん話を進めて
まずは私の実家まで出向いて母に挨拶をして
その後すぐに不動産屋さんを巡りました。

 

そしてその3ヶ月後に
私と彼との同棲はスタートしていました。

 

彼との同棲の話が進んでいく中で
私は
『自分を愛すると幸せになるとはこう言うことか…』
としみじみと実感しました。

 

なんて壮大なゲームを私たちは生きているのでしょう…!!

 

 

 

もう青森に帰らなくてもいい。
大好きな人のそばで好きなことに打ち込める…。

 

私が捨てた時、それはやってきました。

私がお金を捨てた時、お金はやってきました。
(起業初月に100万の売り上げがありました。)

私が男を捨てた時に、男はやってきました。
(彼との別れを決断した途端、同棲になった。)

 

 

 

好きなことだけして生きていきたい。

そう願うことも、とても勇気のいることです。

好きなことだけして生きることは
人類共通の願いのはずですが

それを叶えるには捨てることが必要です。

美味しいとこどり、って無いんです。人生。

そしてそれは残酷なようで、
実はとても素晴らしいことなのです。

 

 

 

目先の欲しいものに惑わされないで!!
お金より自分を優先するならどうやって生きますか?

 

 

私たちは屋根と白米があれば生きていける。
情報発信はどこからでもできる。
つまり私たちはどこからでも稼げる、本当は。

 

そう考えるとワクワクしませんか?

 

 

 

好きなことだけして
生きていこう!

 

Yuki

 

 

10/20 9:00-
受付スタートです

 

 

 

 

 

潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。

36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。

 

 

 

公式LINEにてblog更新情報をお伝えしております。

 

 

 

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コメント

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    • 匿名
    • 2021年 10月 19日

    2014年に、Yukiさんのその若さで起業を決意したの、マジで凄いと思いました!!今ならそのお手本が沢山あると思うのですが(もちろん現在も本気が必要だと思います)今から7年前にその決意で動いていた事に凄さを感じます。
    旦那さん、確かに同棲しよう!と言わない感じですもんね。Yukiさんの決意で現実が動いたのは大変納得したのですが、なぜその時旦那さんは同棲しようと言ったのか、そこがとても気になりました。

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