■潜在意識と家族関係

“私の潜在意識”の卒業式

今日は珍しく銀座まで出ました。

多分、6年ぶりの銀座!!

日本に帰国してから初めて(だと思う)銀座。

昔は好きだった銀座も
今はそこまで心に響かず★

なんなら、田んぼとか畑に行きたい。

 

 

さて、本日銀座に出向いたのは
妹とランチの約束をしていたからでした。

帰国してから妹の家に子供と一緒にお世話になったことは何度かあったけれど、
こうやって二人でランチするのはかなり久々!!

もしかしたら10年ぶりとかかもしれない…!!

 

 

美味しい中華を食べたはずですが
あまり味を覚えていません。

そんなことより妹との話に夢中になりました。

 

 

妹とのランチ&カフェを終えて
家に帰って一人で湯船に浸かって思ったこと。

 

『今日が私の潜在意識の卒業式だ』

 

 

 

ご存知の通り
私の母はとても強烈なキャラクターです。

強烈な毒親、です★

妹も、もちろんその強烈な毒親の元で育ちました。

 

幼い頃、私は妹に対して
『ママといつも仲良くやってんな』
と思っていて

『ママと妹で徒党を組んで私を仲間外れにしてくる』
と思っていました。

 

私から見て
妹はママと上手くやっていて
ママに好かれる人生最大のライバルでした。

目の上のたんこぶだし
大学に入る前までは妹のことが大嫌いでした。

 

不登校になりがちな私と違って
妹は生徒会長も務めて教師にも好かれるキャラクターで
私より先に結婚して(しかもめっちゃ素敵な旦那はん)
私は劣等感を抱いていました。

 

 

そんな私から見て
『なんでもうまくやっている妹』も
実は苦しんでいました。

 

そのことに気づいたのは
私が心の勉強を始めてからでした。

 

 

私と妹は基本的に仲良しですが
たまに衝突することがあり
1-2年前くらいに思うところがあって
妹に『ちーちゃん(←妹)とコミュニケーション取りづらい、取れない』
と言ったらLINEをブロックされたこともありました。

 

ですがその後も何事もなかったように
いつも通りの姉妹に戻って
帰国してから子供含め仲良くやれるから
家族は素敵だなと思います。

 

 

そして今日
私と妹との間にあった小さなわだかまりは
全て綺麗に浄化されました。

 

 

私は
妹もとても苦しんで『母親と仲良しな自分というポジション』を築いていたことを知り、私と妹は同じ傷を抱えていたことを知りました。

 

度々、その古傷は私たちの間に摩擦を起こし
少しの冷戦を巻き起こしましたが
その古傷は、本日2021.11.13全て浄化されました。

 

私が、自分が生まれた家で起こったことで
やり残していたことは
妹との間にあるこの小さな古傷、だけでした。

 

そしてそれが全て浄化され
二人で泣きながら銀座のカフェでお茶しました。

 

 

私が高校生の時に
父が脳梗塞で倒れて
父が会社経営で抱えた借金を母が背負い
私たちは住み慣れた一軒家を売却することになりました。

その家には私たち人間の他に
一匹のゴールデンレトリーバーも住んでいて
名前はラブと言いました。

私は6歳の時からラブと一緒に育ち
悲しい時はラブがいつも顔を舐めてくれました。

ラブは
名前の通り、真っ直ぐな愛をいつも届けてくれました。

 

 

自宅を売却してアパートに住む、となった時
『ラブはどうするの?』と母親に聞いたら
『ラブも一緒にアパートに連れていくよ』と言われたので
私は安心していました。

 

 

しかし、アパートへの引越しを終え
いよいよ後はラブがアパートに移動するだけ、という
ある日のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブがいなくなりました。

 

 

 

 

 

『ラブは他の人にあげたのよ、しょうがないのよ、お姉ちゃん』
と母は言いました。

 

私は狂ったように泣き叫び
ありったけの暴言を吐きました。

 

 

今でもゴールデンレトリーバーを見ると
ラブを思い出します。

 

 

妹は、ずっと前から
母がラブを他の人にあげることを知っていました。

妹はそのことを私に言わないように母に口止めされていたようです。

母は私だけにラブがいなくなることを隠していました。

 

 

今日、銀座のカフェで妹は
『ラブのことでお姉ちゃんに嘘をつかないといけないことが辛かった』
というようなことを伝えてくれました。

妹は当時中学生でしたから
大切な家族(犬)がいなくなることを
私に隠すというのはしんどいことだったんだと思います。

 

 

私は当時、妹のことも少し恨みましたが
でも妹もそうやって自分の生きるポジションを見つけることに必死だったのだと思います。

私も妹も必死に生きていたのです。

 

私たちの中には同じ傷があって
私と妹はその傷を共有しあう尊い仲間なのです。

 

 

それに私は
劣等感ゆえに、幼い妹をよくいじめていたので
私は妹を傷つけた人間のうちの一人です。

ですが私はそんな自分を責めるつもりもあまりなくて
私も妹も傷ついて寂しかっただけなのでした。

 

 

自分と向き合って9年目くらいになりますが
波瀾万丈な人生でこさえた人生の傷は
だいぶ癒してきたつもりでいて

でも妹との間にあるわだかまりだけが
ずっと気がかりでした。

 

そのわだかまりはそんなに大きいものでもなく
たまに疼く程度だったので
もう放置でもいいかな、なんて思っていました。

 

と同時に、
こんな仕事をしているので、職業病として妹の傷も見えて
たまにそれを刺激して気づかせたくなる自分を抑えたりしていました。

 

 

ですが妹は
日常生活で起きる事象を
一つ一つ丁寧に手繰り寄せ
自分でマインドデトックスをして
『今までの私はなんて上から目線で他人を馬鹿にしてたんだろう!
恥ずかしい〜!!』
と笑って

最近の職場での出来事を聞かせてくれました。

 

その出来事も
なんだろ、ワンネスというか一体感というか
とにかく完璧で
それを聞いて私は感動して泣いて

お互いの話すストーリーが
パズルのようにピタッとハマって
ボーッとした頭のまま私は帰宅したのでした。

 

 

そして私は
『今日が私の潜在意識の卒業式だ』
と悟るのです。

 

2021.11.13が私の潜在意識の卒業式です。

 

おめでとうございます、私。

 

 

潜在意識を卒業したので
マインドD&Eも卒業します。

今後、新規のマインドD&Eは受付致しません。

マインドD&Eとは
私が世界一だと自負していたメールセッションです。

メールセッションのセラピスト育成講座は継続すると思うので
その場合はちょこっとメールセッションするかもしれません。

 

 

とにかく、
8年間に及んだメールセッション。
過去の探究はもう終わりです。

 

さようなら、過去の私。

 

このサイトの名前、潜在意識美人®︎Styleも
いずれ変更します。

 

 

さようなら、潜在意識美人®︎。
さようなら、私の傷たち…★

 

 

 

Yuki

 

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