結婚出産をして
一番嬉しいことは
『結婚した人の相談に乗れること』
『子供がいる人の相談に乗れること』
だ。
最近は
子供がいる人、
妻である人、
そんなクライアントさんも
とても多い。
半数はそれかな？
セラピスト始めた頃は
独身のクライアントさんが多かった。
人妻・離婚後 etc…
そんなクライアントさんとの
ここ連日の会話で気づいて
私が憶い出したこと。
それは、
太郎出産後の夫婦喧嘩のことだった。
太郎
太郎を生んだ時
初めての子供だったこともあり
私は非常にナーバスになっていた。
元々、神経質な性格なので
常に
『赤ちゃんが呼吸しているか？』
『突然死症候群になったらどうしよう』
『ミルクをいつもより飲まない、体調が悪いんじゃないか？』
とビクビクして
プレッシャーに押しつぶされそうだった。
そんな時
夫は、今より全然『仕事優先』で
帰宅も夜１０時とかだった。
『この子に何かあったら、私の責任』
『私がこの命の、たった一人の責任者なんだ…』
その想いが
私を追い詰めていき
どこにいても、太郎の泣き声が頭から離れなかった。
例え
日中に、太郎をナニーに預けて外出していても。だ。
夫は今より、全然育児から離れていたし
私は夫にどう頼っていいか分からなかった。
『彼はちゃんとした立派な仕事をしているから頼れない』
『育児は私だけの仕事なんだ』
と思っていたんだ。
だけど
元々が育児向きの性質ではありませんし
非常にプレッシャーと本番に弱い女だ。私は。
人一倍、我慢ができない女だ。
ある日、プレッシャーによって
頭が狂って
（いつも狂ってるけど。笑）
なんかのきっかけで夫婦喧嘩をして
家中の物を夫に投げつけた。
なぜ投げつけたか？と言うと
想いが言葉にならなかったからだ。
自分が本当は何と言いたいのか？
彼に何を求めているのか？
自分すら分からなかった。
だから扇風機を投げた。
椅子も投げた。
浄化用に買った水晶も投げた。
（↑実はこれが彼にヒットしてしまい、ケガさせてしまった( ；∀；)）
彼は結構、口が達者なんだよね。
だから途中から私は言いくるめられたように感じて
物を投げたんだ。
『伝わらない』
と強烈に感じたのを覚えてる。
『伝わらない』ことは
孤独感をもたらした。
怖かったんだ。
２０１８年５月の太郎
で、物を投げて投げて
泣いて鼻水も流して暴れているときに
口からやっと飛び出した言葉が
『たすけてよ』
だった。
それを言った瞬間
憑き物が落ちたかのように
心がシンと静まった。
それを言った瞬間に
彼の顔が『ハッ』として
その後、深呼吸した彼は
『俺に何かできることはある？』
と言った。
私が彼にしてほしいことは
『たすけてほしい』だった。
助けるとは
『もし太郎に何かあっても俺がいるから大丈夫だよ』
という安心感。
SOSを出したときに
私には受け止めてもらえる場所がある、
という体感をしたかったんだ。
こういう経験を積み重ねて
彼は立派な父親になった。
そしてこれから、
もっと立派な父親・旦那になる。
私は
『助けてもらうこと』
を覚えた。
彼にたくさん助けてもらううちに
小さい頃助けてもらえなかった小さな小さな私が
昇華され金の粒子になった。
ニコニコの笑顔になった。
女は男に助けて貰わなければいけない。
女は男に助けてもらう、という経験をしなければならない。
女が男に頼らないでいると
男は不幸になる。
女は女でなくなってしまう。
男を幸福にするのは、女の役目だ。
男に幸せにしてもらう、んじゃないよ。
女が男を幸せにする、んだ。
男に幸せを教えるのは
私たち女の勤め、なんだ。
それだけ、やってればいいんだ。
P.S
クライアントの皆さまへ
本日より３日間、旅行なので
返信等遅れます＾＾よろしくです！
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