■潜在意識と育児,子育て

甘えられない、助けてと言えないあなたへ

昨日のことです。

保育園のお迎えを終え
割と交通量と人通りの多い道路を
太郎二郎をベビーカーに乗せ歩いていました。

私のマスク。日焼け防止

 

私は外を歩いている時はこんなマスクをして、今は頭にキャップをかぶっているので結構な不審者に見えるかもしれません。

髪が赤いので尚更です。でも子供を連れていると容姿が突飛な人でもある程度『普通な人』に見られるから不思議です。

とは言え、子供と一緒にいても私の外出スタイルはそれなりに怪しいと思います。

 

そんな怪しい私ですが、前述の通り太郎二郎の乗ったベビーカーを押して歩いていました。

すると制服を着た小学生か中学生か定かでない少年が
いきなり私たちの横に現れ、しばらく私たちを観察した後
『こんにちは!!』と声をかけてきました。

 

少年は賢そうな顔をしていて、事実本当に賢いのでしょう。

『東京の人はこんなに早い時期から爽やかな挨拶ができるものなのね…!?』と私はただただ感心しました。

 

思えば、夫と初めて会った時の印象も『爽やか』であり、やっぱり東京の人は挨拶上手です。第一印象の大事さが小さな頃から躾けられているのですね。

 

 

東北人の私ですがこう見えて挨拶は得意な方なので
『こんにちは!!』と負けじと元気に挨拶をしました。

少年は太郎の年齢を聞いて『ふーん』と1人で納得し、二郎のことを指差して『じゃあこの子は1歳だ!!』と当てていました。

そしてじっくりとベビーカーを観察し『これ、かっこいいですね!!』と言いました。

 

私はちょっとイタズラ心が働いて『かっこいいでしょ!!これ、イギリスで買ったの!!』と自慢しました。

そしたら少年は文字通り目をまん丸にして『へー…、す、すげぇ!!』と私の顔をまじまじと見ていました。

そのタイミングでちょうど帰路となる曲がり角へ差し掛かったので、私は『またね!!』と笑いながら少年の元を立ち去りました。

 

あんなに爽やかに挨拶ができてしっかりして賢い子でも、イギリス帰りというパワーワードを出した途端、幼い子供の反応に戻るのですごく可愛いと思いました。

どことなく太郎に似ていた少年だったので、太郎もいつかあんな少年に成長すると考えたらワクワクしました。

だって、たった3分間の逢瀬でしたがまるで若い男とデートしているような気分になったのです。笑

 

 

 

前置きが長くてすいません。

今日は子供ネタです。子供ネタとは言い換えれば『子供時代の自分を振り返ること』であり『もう1人の自分(潜在意識)』との再会なので、子供ネタに興味がない人も是非読んでください。

 

かなり前に書いたブログにコメントをもらいました。

 

 

私は育児するのは苦手ですけど子供になぜか好かれますし、子供の気持ちがよく分かるようです。

なぜかというと、私は子供時代の記憶がとても濃厚にあるんですね。子供の自分の気持ちを知っているんです。

 

私は物心ついた時には既にお母さんにSOSを出せませんでした。

5歳の時に既に『絶対に助けて欲しいと言えない』と認識していた記憶があるので、3-4歳から既に『親に気を使う関係』『SOSを出せない関係』『居場所がない感覚』があったはずです。

私は学校で困ったことがあっても絶対に家族に言いませんでした。

言おうという発想もありませんでした。

 

最近、クライアントさんからも身内からも『子供に学校行きたくないと言われた』とか『幼稚園でこんな嫌なことがあったと言われた。子供にどう対応すればいいか分からない』と相談されます。

このような相談を受けた時、まず私は
『子供に 教えてくれてありがとう、って言った??』と確認します。

 

もしまだその言葉を伝えていないなら早急に伝えるように促します。

子供が親にSOSを出せることは当たり前ではありません。子供も勇気がいるものです。小さな体で勇気を出して私たち大人にSOSを出してくれたのです…!!

こんな有難いことがあるでしょうか…!?

 

だから子供に苦悩を打ち明けられたら
『ママに教えてくれてありがとう❤︎』なのです。

その後に解決のために動きます。

 

『教えてくれてありがとう❤︎』という言葉は子供を救います。それだけで子供は明日からまた楽しくやっていけそうな気すらするのです。

また、子供がSOSを出してくれた、という現実は
親である私たちに『あなたと子供の信頼関係がしっかり構築されていますよ』『子供はあなたを信頼しているよ』『親として一番大事なことを成し遂げたね!!グッジョブ!!』という神様からのメッセージです。

 

ですから親サイドも自分を褒めてください。美味しいもん食べて自分を甘やかしてください。

私は最近チーズボールにハマっています。笑

 

学校に行きたくない、幼稚園に行きたくない、と言われた時は
必ず原因がありますからその原因を子供から教えてもらって解決していきます。

もしどうしても今いる学校や幼稚園で問題が解決しないのであれば、転校を考えます。そして子供には『これとこれを試してみて、それでもどうしても行きたくなかったらお家にいていいよ!』と伝えられたらベストです。

 

私の場合は身内や近い人の子供からそのようなSOSが出ると
『ゆきちゃんはいつも家でお仕事しているから学校嫌だったらゆきちゃんの家に来な!!』と言います。

 

実際に私の家に来るかどうかは別として
『最悪、ゆきちゃんの家に行けばいいのか…!!』という逃げ場があると子供はとっても安心します。人は安心しないと自分の目の前にある問題に対処できないので、安心させることは重要です。

 

このような対応をすれば子供は『SOSを出せる大人』に成長します。

言っとくけどSOSを出せない人生は地獄です。(経験者)
普通に死にたくなりますから。

そんなSOS下手な私も、27歳くらいから自分と向き合うことで今では『助けを求めるプロ』に成長しました。笑

SOSを出せるプロになると、今度は自分自身が誰かを助けられるので嬉しいです。

SOSを出した時の安心感と、SOSを受けた時の悦びは
人生の醍醐味だと思います。

 

 

ちなみに、うちの太郎二郎は3日前より通っている保育園(というか保育室。かなり小規模)の先生にも『いやぁ、なんか2人とも初日からとっても楽しそうだしいい子で…!!』とお世辞なしに驚かれました。同じようなことを前の保育園でも言われたな^^

 

Yuki

 

 

 

 

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潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。

36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。

 

 

 

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