感情のトリセツ④〜本音と妄想は別!本音を観て女神になろう。

感情の感じ方シリーズ続編です。

今日はこちらについて書いていきます。

『本音(感情の根っこ)を見つけて感じなければ意味がない。』

『感情の感じ方』1.感情とは『身体感覚』である

2.感情を感じるときは、感情に飲み込まれない。

あくまで冷静に。

3.本音(感情の根っこ)を見つけて感じなければ意味がない。

 

『感情の感じた方シリーズ』前回の記事はこちら

 

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自分の『本音』というものを勘違いしている方は非常に多いです。

本音に到達する前の浅い表面的な意識の部分を『本音』と捉え

そこで自分を探求することを終わりにしてしまう人が多い。

それはつまり、自分自身という旅を途中で終えることなので

何も解決しなければモヤモヤした状態がずっと続きます。

『本音を感じているのにor感情を感じているのにスッキリしない』

こう思う方は、浅いところで終わってしまっています。

自分の表面をさらっと撫でているだけ、なのです。

よく勘違いされやすいのが

本音=怒り、罵声 ということ。

本音は怒りでも罵声でもありません。

 

怒りも感情の一つでありますが

怒りは『感情の蓋』です。

怒りの奥の必ず別の感情(本音)が隠れています。

 

実際の症例を出して見てみます。

これは

最近実際にクライアントさんから受けた症例ですが

彼からのLINEの返信が遅くてイライラする!

という現象があったとします。

 

 

この時

彼からのLINEの返信が遅くてイライラする!

この『イライラする』の部分は本音ではありません。

イライラするのであれば

★なぜイライラするのか?なぜ怒りたくなるのか?

を探ります。

 

これをじっくり探っていくと

別の感情にたどり着きます。

本人としてはイライラして怒っているつもりが

よくよく自分の中を探求していくと

『どうせ私の存在なんて取るに足らないものだよね』

『どうせ私なんてまた振られるよね』

『だって私は魅力がない女だもんね』

こんな言葉が見つかります。

もっと詳しくみていくと

こんな感情→感覚が見つかります。

 

『どうせ私のことなんて取るに足らないものだよね』

→何もないところにポツーンと取り残された感じ(見捨てられ恐怖)

『どうせ私なんてまた振られるよね』

→自分にぽっかり穴が空いた感じ(無価値感)

『だって私は魅力がない女だもんね』

→自分をトゲトゲ刺していじめる感じ(自己否定)

これらが本音です。

 

 

()内は、感情を分かりやしく端的にまとめた熟語などですが

この熟語だとイマイチ臨場感がないので

私は()前の表現がしっくり来て

それを味わいます。

無価値感を味わおう!!って

なんかしっくり来なくないですか?どう?

私は

『自分にぽっかり穴が空いて消えてしまいそうな感覚』

と言葉にした方が味わいやすいです。

 

本音に到達したかどうか?は

『ベクトルが全部自分に向いているかどうか』

で分かります。

 

 

例えば

『他の女と浮気してんじゃないの!?』

『私より元カノの方が良かったのかな?』

これは、ベクトルが外側に向いていますよね。

他の女、元カノ、他の女に気を向けている彼

これら外側のものにベクトルが向いています。

 

外側にベクトルが向いている状態は本音ではありません。

ただの 怒り・八つ当たり です。

さらに言うと妄想です。

 

 

どこまでも果てしなく自分だけの世界に向かうことがポイントです。

結局、自分の中で起こっていることが

外側で起こっているだけなのです。

だから外側にベクトルを向けても

全く解決にはなりません。

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最近、クライアントさんが感情を感じる過程を

じっくり見せてもらうと

結構皆さん『妄想』を本音と勘違いして

妄想をずっと感じていることが多すぎる。

妄想には終わりがありません。

妄想に意識を向けると

どんどんどんどん膨らみます。

楽しい妄想ならいいのですが

苦しい妄想ほど、どんどん膨らみます。

つまり、被害妄想です。

被害妄想を『本音』と勘違いして

被害妄想を味わうことに集中してしまうと

精神病になるので、辞めましょう。

 

 

しかし被害妄想にもメリットがあります。

それが『ベクトルを自分に向けなくていい』と言うメリットです。

自分の責任を全て外側に転嫁できるので

自分の内側を見なくて済みます。

これはある意味、人間らしくラクな生き方です。

ベクトルを外側に向けて被害妄想の中で生きるのか?

ベクトルを内側に向けて現実を天国に変えるのか?

どちらを選びますか?

どっちでもいいんだよ。

 

 

本音はいつだって可愛いです。

貴女の中の『小さな貴女』が

『心にぽっかり穴が空いちゃったの』

『心がトゲトゲして痛いの』

と言っているところを想像すると可愛くないですか?

もしそれが自分の愛娘だったらどうしますか?

しっかりと抱きしめ

落ち着くまでそばにいますよね。

それと同じことを自分にしてあげてください。

ここはしっかり頑張るところ、努力をするところです。

外側に向かって努力するくせに

自分のためには努力を放棄しないこと。

 

 

『本音』は誰をも傷つけません。

たまに本音をいうと相手を傷つける、という考え方も見かけますが

本当の本音は相手を傷つけません。

本音は、外側に向かうときは『愛』に変わるからです。

本音の伝え方はまた別の機会に★

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話を戻します。

→何もないところにポツーンと取り残された感じ

→自分にぽっかり穴が空いた感じ(無価値感)

→自分をトゲトゲ刺していじめる感じ(自己否定)

この本音に辿り着いて

じっくりとただ本音と共に在ること、を意識してみてください。

この時に『体感』も味わいます。

■関連記事→感情を感じると素敵な出会いがあるワケ

そして

その体感・感覚を外側から観察しながら

『豊かさ』を味わってください。

貴女が『嫌だ!』と決めつけた、その感情を感じられることすら

豊かさなのです。

 

 

 

それらの感情は

もしかしたら貴女にとっては不快かもしれませんが

私たちは、どうしても!何がなんでも!それを味わいたくてやってきました。

本当の貴女のままでは

その感覚を味わえないので

どうしても体験したかったのです。

ですから、本当の貴女にとって

それらの感情は豊かでしかない。

『あーーー、

私はこれを味わいたかったんだなぁ』

と(なんとなくでいいので)思い出してください。

■関連記事→どーしても!なにがなんでも!さみしくなりたかったのだ。

ここまでできると

貴女の意識が『本当の貴女』に辿りつきます。

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本当の貴女=貴女のコア=愛=神

(ワンネスとかハイヤーセルフとも言えます)

『本当の貴女』に意識を一致させられた時

貴女は覚醒します。

すごく簡単に言うと

女神になっちゃうよ、ということです。

 

その結果、

あくまでおまけとして願望が叶うのだよね。

あくまでおまけね!!!(強調!!!)

おまけを欲しくなるのは分かるけれど

本当にハッピーなことは

本当の自分と繋がれた時です。

これにて『感情の感じ方シリーズ』は一旦終了かな♪

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