7月は、太郎と二郎の誕生日でした。
太郎は7月2日生まれ、二郎は7月20日生まれです。
2人とも計画出産 (人工的に陣痛を起こすことで、赤ちゃんに子宮の外に出てもらう出産方法。そのため出産予定日を母親が自分で決められる)でした。
ロンドンにある、メーガン日とかビクトリアベッカムが利用したと言われる出産施設で2人を見ました。
今でも「さすがイギリスだなぁ!」と思うことがあります。
太郎の出産が終わった直後のことです。
本当に直後。お股縫い終わってすぐのこと。
疲れ果ててベッドにダランと横になっている私に助産師がこう言います。
『Would you like a cup of tea ?』
(紅茶はいかが?)
私は内心『はぁ〜?パードゥン??』と思いましたが
『イエス…』とか言っちゃったんですよね〜笑
驚きすぎるとイエスと言う癖があるんですよね〜笑
で、紅茶を飲んだら
ボゥエーーー!!と吐いてしまいました。
※無痛分娩の麻酔の副作用で吐くことがあるらしい。
そして2年後。
二郎の出産直後にもやはりこう聞かれます。
『Would you like a cup of tea ?』
(紅茶はいかが?)
で、私はまた『イエス…!』と言っちゃったんですよね。笑
そんでまたボゥエーーー!!と吐いてしまいました。
二郎の産後に驚いたことは
『後陣痛』の痛み…!!!
実は赤ちゃんを産んだ後は、子宮が元の小さなサイズに戻ろうとして収縮するのですがこれによる痛みを後陣痛と言います。
この後陣痛は出産回数が増えるごとに痛みが増すと言われているのですが。
すっかり後陣痛のことを忘れて、1人個室で眠っていたら急に
『ドッカーン!!!!』みたいな痛みが子宮から発生したわけです。
マジで子宮が爆発したと思って慌ててナースコールをしたところ、
モルヒネくらいの(ってかモルヒネだったかも)超強烈な痛み止めを渡され
それを飲んだら痛みはすぐに治りました。
私が産んだ病院は痛みのケアを重視していて
私は出産の痛みを95%経験していないし
後陣痛も、1日に3種類の痛み止めを与えられていたので
本当に痛みとは無縁でした。
親知らず抜いた後の方が痛かった。
実は太郎の出産時に、後悔したことがあるのです。
私は太郎の出産時に、自分の体の感覚を無視して
医師の指示通りイキみました。
※本当はまだイキみたくないのに、です。
私の体は全然GOサインを出していませんでした。
自分の体を無視したせいでお股が切れに切れまくって
※千切り状態
出血しまくって輸血一歩手前まで行きました。
二郎の出産時は
『医師の言うことも、助産師の言うことも無視して
自分の感覚だけに従う!』
と決めて挑みました。
さらに、出産時に横に夫がいるのが気が散るので
1人で産みました。
私が太郎出産時に夫に付き添ってもらったのは
『出産に付き添ってもらう=愛されている』という勘違いもありました。
結果、二郎の出産は
びっくりするほど無音でスムーズで
あまりにゆっくり順調に二郎が産まれてきたので
二郎は産声もあげませんでした。
無音の部屋には、出産器具のカチャカチャした音が飛び交うだけでした。
産まれた時の二郎は
ただ小さく『ひゃあ!!』と泣いただけでした。
※赤ちゃんはスムーズに気持ちよく産まれてくると
出産時に泣かないらしいです。
だから私はたまに太郎に罪悪感を抱いてしまいます。
『あなたを産むとき、ママが自分の感覚を無視して
あなたが痛い思いをしたならごめんね』
って。
この罪悪感はなかなか手放せないなぁ。
太郎の出産を通して
私は『体が答えを知っている』ことを痛感させられたのでした。
二郎の妊娠に気づいたのはとても早い段階でした。
普通は生理予定日を過ぎて生理が来なかったら妊娠検査をしますが
私は生理予定日の5日前に検査をしました。
そしたら陽性でした。
なぜ自分が妊娠しているか分かったのか?というと
当時まだ1歳だった太郎を普段通り保育園に送っている最中に
ベビーカーを押していたら
『とんでもない至福感』が襲ってきたからでした。
身体中から歓喜のバブルみたいなものがポコポコ湧いてきて、太郎を見ていると愛おしくて胸が苦しくて呼吸困難になるほどでした。
と同時に自分が樹齢500年くらいの大木になったような気持ちになりました。
だから妊娠していると思いました。
歳を重ねるごとに
どんどん敏感になる私の体。
最近は寝て起きるとパンツが脱ぎ散らかされています。
寝ている最中に苦しくて脱いだらしい。
ブラジャーも嫌いで窮屈で仕方ありません。
胸が垂れてもいいからブラジャーしたくない。
革靴は疲れるし、あんなにご執心だったまつ毛エクステは絶対に無理。
そう思うと
過去の私はどんだけ体の声を無視して生きてたんだろう、って思うよ。
体の声は潜在意識の声であり魂の声。
体を気持ちよくさせられない人は
自分のことなんて幸せにできないよね。
私たちが女に産まれたのは、体の感覚を敏感に感じたかったからではないか。
私の体は、今なんと言っているだろう?
Yuki@今やただの肝っ玉母ちゃん。
潜在意識美人®︎Style Owner Yuki です。
36歳丑年,社長,ブロガー,エッセイスト,セラピスト,起業コンサルタント,講師,母,妻(別居中)複雑な家庭に生まれ育ち看護師として働き始めるも25歳頃に鬱状態となる。転職を繰り返し金欠、ダメ恋愛ばかりの人生に絶望していたとき『潜在意識』という概念に出逢う。そこから潜在意識(深層心理)を猛勉強し2015年にセラピストデビュー,その後結婚&ロンドン引越し。セッション回数は1000回を超える。特に恋愛面や生きづらさに対してご好評頂いております。現在は2児の母でエリート夫を置いてロンドンから帰国→別居。世間に流されない『自分だけの幸せ』をモットーに生きてます。株式会社youni代表取締役。
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